注意事項
- 本ウマ娘はアニメオリジナルウマ娘だが、後述するとおり、作品内においては特定の競走馬に相当する立ち位置を与えられている。 二次創作にあたっては、モデルとなった実在の競走馬やその関係者に対して配慮することを心掛けられたい。
- 応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと - ウマ娘プロジェクト
- 「ウマ娘 プリティーダービー」の二次創作のガイドライン - ウマ娘プロジェクト
概要
イッツコーリングは『ウマ娘プリティーダービー』に登場するオリジナルウマ娘である。ゲームオリジナルウマ娘およびアニメオリジナルウマ娘で同名のウマ娘（モデルとなった馬も同じ）がいるが、容姿が異なるためそれぞれに分けて説明する。
ゲーム版
『アプリ版ウマ娘プリティーダービー』のモブウマ娘として登場。レジェンドレースの日本ダービーと宝塚記念に登場する。髪色は金髪ストレートで、勝負服はミニスカートでカラーはピンクとオレンジ色。
アニメ版
CV:不明
『ウマ娘プリティーダービー 3rdSeason』の第13話（最終話）に登場。
モチーフ馬は牝馬クイーンズリング号（詳しくは後述）で、勝負服カラーは馬主（吉田千津氏）の勝負服と同じ黄色+茶縦縞、衣装はロングドレス風。
髪色はアプリ版と異なり、青みがかった黒髪のシニヨンヘア。
これはモチーフ馬が黒鹿毛である為で、毛色や勝負服に合わせて茶縦縞のメッシュも入っており、一見すると王冠をかぶっているように見える。
モチーフ馬の馬名とGⅠ勝鞍「エリザベス女王杯」に引っ掛けたデザインだろう。
作中では有馬記念のレース中に紹介され、逃げるキタサンブラックをひたすら追うも最後まで届くことはなかったが、シュヴァルグランとのデットヒートには勝ち2着に入った。そしてSeason3最後のウイニングライブ「ソシテミンナノ」にも登場し、僅かながらソロパートもあった。
直後のエンドロールに担当声優の記載がないため、誰が声をあてていたかは不明。
| 話数 | レース場 | 競走名 | 格 | 距離 | 枠番/馬番 | 着順 | 1着ウマ娘（2着ウマ娘） |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13話 | 中山 | 有馬記念 | GⅠ | 芝2500m | 2/3 | 2着 | キタサンブラック |
競走馬「クイーンズリング」
モチーフ馬「クイーンズリング号」は2016年のエリザベス女王杯を制したマンハッタンカフェ産駒の牝馬。
吉村圭司調教師にとって唯一のGⅠ馬（2024年2月現在）であり、主戦騎手はミルコ・デムーロ。
キタサンブラック、ドゥラメンテ、サトノクラウン、シュヴァルグランと同じ15世代。
ただしほとんど牝馬限定戦に絞って走っていた為、同期牡馬とはほぼデビュー戦と引退レース以外で争ったことがなく、ドゥラメンテ（と1世代下のサトノダイヤモンド）に至っては対戦経験がない。
逆にリバーライトのモデルになった牝馬マリアライトとは適性距離も一緒だったことから、エリザベス女王杯などで競っている。
2歳新馬戦に勝利するとフィリーズレビュー（ＧⅡ）にも勝利し牝馬クラシックを期待されたが、桜花賞はレッツゴードンキの4着、オークスはミッキークイーン（アニメ3期ではセブンスクイーン）の9着に終わる。秋の秋華賞では外から追い込みミッキークイーンに次ぐ2着に健闘。
初の対古馬戦となった次走エリザベス女王杯ではマリアライトの8着に終わった。
古馬となり京都牝馬ステークス（ＧⅢ）で久々の勝利を挙げるも、ヴィクトリアマイルでは最後の直線で伸びずストレイトガールの8着。
最後に新馬戦以来の牡牝混合戦となる米子ステークス（OP）を走って2着と好走し、夏の休養に入った。
（なお、出走した同期は勝ち馬ケントオーだけだった）
秋は緒戦の府中牝馬ステークス（ＧⅡ）に勝利するとエリザベス女王杯で3番人気となり、中盤までは後方に位置するも最後の直線で先頭を捕らえ悲願のGⅠ制覇を達成。
年末にはラブリーデイ（3期ではブラーヴォデイ）らとともに香港へ遠征し、初めての牡牝混合重賞となる香港カップに挑戦、結果はモーリスの9着。
（なお、出走馬には海外馬含め同期がいなかった）
2017年は再び牝馬限定戦に戻ったが勝ち星には恵まれず、年内引退が決定。引退レースにはクイーンズリングにとって最初で最後のJRA牡牝混合重賞となるGⅠ「有馬記念」が選ばれ、同じくラストランとなるキタサンブラックはじめサトノクラウン、シュヴァルグランら同期GⅠ牡馬達のとの対決が初めて実現した。
レースは逃げるキタサンブラックを追う展開となり、最後の直線でさらに差を広げるキタサンブラックには叶わぬまでも、シュヴァルグランやスワーヴリチャードとの競り合いを制して2着に突っ込み、男の花道ならぬ女の花道を飾った。
有馬記念ラストラン馬による1-2フィニッシュは史上初の快挙。また、同じくラストランだった同父同期の牡馬ルージュバックが5着に入ったことにより「有馬ラストランの馬3頭の掲示板入り」というこれまた史上初の珍事が起きていた。
引退後は社台ファームで繁殖入り。繁殖入り初年度はなんと同じく有馬で引退し種牡馬入りしたキタサンブラックを種付け。「有馬ワンツー配合」として話題となったが、残念ながら血統登録の前に亡くなってしまった。その後はロードカナロアとの配合が多い。
関連タグ
ウマ娘プリティーダービー(ゲーム) ウマ娘プリティーダービー(アニメ)
ウマ娘 ゲームオリジナルウマ娘 アニメオリジナルウマ娘 モブウマ娘
マンハッタンカフェ(ウマ娘)：史実の父。第13話ではチームカノープスの後ろで観戦していた。
