概要
【破壊力 - A / スピード - C / 射程距離 - E / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - E】
パッショーネの組員マリオ・ズッケェロのもつスタンド。
人型の近距離パワー型スタンドであり、手にしたレイピアで刺した物体を、空気を抜かれた風船のように萎ませる能力を持っている。
萎ませた物体も内部機能は損なわれず、生物の場合は萎んでも生存可能だが、意識を失い行動不能・仮死状態になる。
物理的に作用するというよりは、概念・空間的に干渉する能力だと思われる。
また、本体自身を萎ませることも可能で、この場合は萎んだままでも平面の状態で自由に行動することができる。ズッケェロはこの性質を利用し、萎ませた自分のヨットをブチャラティ達のヨットに被せ、そこに身を隠しながらナランチャ、ミスタ、フーゴ、ジョルノ、アバッキオを次々と奇襲し萎ませて無力化した。ズッケェロの項目通り最後はブチャラティにあっさり倒されてしまったが、狭いところで隠密攻撃をする、人質を取るという手段にはもってこいのスタンドである。
弱点は破壊力と持続力以外のパラメーターが低く、典型的な近距離パワー型にしては正面切って戦うことには向いていないこと。特に『萎ませる』特殊能力は、射程距離E判定のレイピアによる直接攻撃をしなければ効果を発揮しないにもかかわらず、スピードにおいてC判定(人間並)であり、スタープラチナやスティッキィ・フィンガーズなど主人公格のスタンドと比べると大きく見劣りをする(ブチャラティ曰く、「ノロい野郎」「姿を隠しながら戦うということは、そこ(姿を見せたら無力であること)が弱点」)。
名前の由来は恐らく、60年代から活動するイギリスのジャズロックバンド「ソフト・マシーン」で、大本の由来はウィリアム・バロウズの小説"The Soft Machine"である。
関連イラスト
関連タグ
黄金の風 ジョジョの奇妙な冒険 スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧 マリオ・ズッケェロ
ソフト・マシーン…名前の由来。
厚みぬきとりバリ…『ドラえもん』のひみつ道具の一つで、このスタンドと同じ効果を持つ。
元気爆発ガンバルガー…敵の大魔界の魔界獣のうち第3話に登場する「トンガッター」がこれと似た能力を持つ。
