原作ではワイリーナンバーズだったが、本作では世界ロボット連盟が開催した最強ロボット選手権に南米代表として参加し、世界強豪ロボット(ミスターエックスナンバーズ)の一人として登場したため、別の科学者によって開発された事になっている。当時はワイリーの悪のチップにより洗脳されていたが、後に(コピー)ロックマンにより正気に戻り、(オリジナルの)ロックマンをサポートした。

「パワーバトル」系列のキャラクター性を反映したのかアイスマン同様の子供設定になっているため、子供っぽい性格に変更されている(ついでに公式プロフィールでの身長も143cmと6の8ボスの中では小柄)。ただし初期の4コマ漫画では比較的池原版に近い性格をしていた。

『ロックマンギガミックス』の『黒い月』では世界中に強襲して来たスペースルーラーズの一人、ビーナスのバブルボムによって破壊されてしまうが、最終回である『光る明日へ』では復活した。

パワーバトル系統において

AC版では一作目「パワーバトル」、二作目「パワーファイターズ」とも登場する。

「パワーバトル」ではさほどでもないが、「パワーファイターズ」では最弱候補だった原作とは裏腹にこちらでは登場シナリオ内でも最強候補を争う程多彩な攻撃パターンを持つ。

「パワーバトル」では最も難易度の高い3〜6シナリオに登場。

自身と同じ柄の大きな蕾の中から飛び出してくる。

プラントバリアの他に弾速の遅いショット攻撃も備えており、チャージショットで怯ませるとカウンターで撃ってその弾を追いかける様に前進してくる。

プラントバリアの撃ち方は原作と変わらず、怯ませるとショット攻撃との2択で繰り出してくるのであまり怖くない。

弱点は「ジャイロアタック」で、プラントバリアはダストマンに有効。

「パワーファイターズ」では凶悪になっており、これまた一際難易度の高いとされる「ワイリーを追え！」シナリオに登場。

素早いショット攻撃はそのままに、ロックマンのスライディング以外では避けにくい拡散ショットまで完備している。

顔の付いた花型の雑魚は地上では豆玉を、空中で飛来してくる二種類を召喚出来る。

プラントバリアを張り続けたまま延々とショット攻撃を繰り返す反則技も稀に使ってくる。

ケンタウロスマンと並んで早急に倒してしまいたい敵であり、本家とは違った意味で序盤での攻略が推奨される。

極めつけに弱点武器まで威力の低く当てにくいアトミックファイヤーと心許ない。

家庭版のエクストリームモードでも当然厄介な敵。

前作とは逆に、プラントバリアはジャイロマンの弱点となっている。

余談だが、断末魔のボイスがストZEROのアドンに似ている。

Archie Comic Mega Manのプラントマン

原作ではワイリーナンバーズだったが、元々はワイリーが世界征服のために最強ロボット選手権に出場していたロボットを利用していた事から、ロックマンをサポートする味方ロボットとして登場している。そのためオリジナルキャラである科学者Pedro Astil(ペドロ・アスティル)博士に開発された作業用ロボットとして登場し、正式番号をDAN(ドクターアスティルナンバーズ)-001に変更されている。

表向きでは『スーパーロックマンアドベンチャー』を舞台にした物語から初登場し、ラ・ムーンから発生した磁場によって機能停止を食らってしまうが、後にライト博士が当時ブレイクマンだったブルースから授けた特殊コーティングのデータで復活し、それでロックマンやラッシュ、カットマン・ボンバーマン・ガッツマンを復活させた。

実際の初登場はロックマンとソニックのコラボコミック『Worlds Collide』から初登場し、『ロックマン6』当時の過去データから復活させ、ロックマン達に襲いかけた。

ロックマンエグゼシリーズでの登場

CV:吉野裕行

初登場は『ロックマンエグゼ3』。

WWW団員アネッタのネットナビ。だが、実際は彼女の指示ではなくDr.ワイリーの命令で行動し、言葉巧みにアネッタを操っている。アネッタの出自から考えても、元々アネッタの持ちナビではなくワイリーが開発して与えたナビであると思われる。

薔薇のトゲを飛ばす「ローズニードル」、蔦で敵を締め付ける「プラントウィード」、混乱効果のある花粉を撒き散らす「レッドフラワー」、麻痺効果のある花粉を撒き散らす「イエローフラワー」が必殺技。

作中での活躍

ロックマンエグゼ3

前述通り、WWWのネットナビとして登場。テトラコード奪取のため、病院のネットワークに侵入。イノチの木を暴走させ、病院を混乱の渦に巻き込む。友人である「浦川まもる」の命を救いにやってきた熱斗とロックマンの前に敗れる。

最終シナリオで復活し、パルストランスミッションによってアネッタとフルシンクロし、同じくフレイムマンとフルシンクロした火野ケンイチとともにロックマンに襲いかかる。が、ロックマンには敵わず敗北する。

フラッシュマンと並び、彼のバトルチップは高性能（ブレイク性能・のけぞり無敵なし・ツタで拘束）で、特に「アイスステージ」、「プラントマン」、「プラズマボール」のコンボは凶悪で下手すればリアルファイトに発展するレベル。

ロックマンエグゼ4.5リアルオペレーション

バトルチップゲートを使うことにより登場する隠しキャラの一人。

丁寧な言葉遣いで物静か。感情をあまり表すことがない。その割には結構キザで物事を植物に例えたりする。

プレイヤーには「ちょっと不思議な感じの秀才君」といった風に接してくれる。

ロックマンエグゼ（アニメ）

第二期から登場するダークロイド。アネッタも登場するが、彼女とは無関係として描かれる。

電脳世界を花園で埋め尽くさんとし、日本だけでなく海外でも暴れまわる。ジャワイでマジックマンを始めとした元WWWナビを襲撃したため、彼らを助けるためにヒートマンから追われていた。

ゲーム版で使用した攻撃の他にも「バブルショット」や「コオリホウガン」などの水属性のチップを使いこなす。

最初はロックマンとヒートマンを圧倒するが、ヒートマンのデータから蘇ったファイアマンとファイアソウルロックマンの炎に焼かれ、デリートされる。

物語終盤で他のダークロイドとともに復活。ネット警察に侵攻を開始する。

第三期ではアステロイドとして再登場。野菜嫌いの少年・まめ夫のナビとなり、手始めに各地でオペレータの苦手な野菜を無くすべく暗躍。次第に行動がエスカレートしなんと野菜のみならずニホンへ輸入されている食料の供給をもストップさせようとしたり巨大な野菜を生やしたりと大パニックを起こすが、クロスフュージョンした熱斗と炎山に敗れ騒動は沈静化。当のまめ夫少年もこの事件を機に野菜嫌いを克服した。

第四期ではグレイガ陣営のゾアノプラントマンとして登場。IPCにサイバーアタックを仕掛けて熱斗達の世界の防衛システムを調べていたが、ブルースと遭遇して自身がゾアノロイドだと名乗って撤退した。

グレイガからファルザー陣営がこちらにも来ている事を聞くと秋原通信タワーにて異界語で「ファルザーよ、塔に来い」と宣戦布告し、やって来たゾアノスパークマンと対決する。それにより秋原通信タワーに異常が起こったため、ロックマン達の横槍を受けて、獣化して手足と胸元が毛皮に覆われた姿になって抵抗するが、ロックマンとブルースにデリートされる。

余談だが、アニメ版のプラントマンは登場した回で必ず退場しており、毎回炎で焼かれる最期となっている。(最もアステロイドとゾアノロイドは基本的に1話で退場しているのだか。)