データ
概要
第36話「必殺の0.1秒」に登場。
太陽系の征服を企む宇宙人で、自分たちの円盤の進路の邪魔となる人工太陽計画を妨害するために、最高責任者であるリヒター博士の暗殺を企んだ。
出身地であるペガ星は気圧が非常に薄く、酸素がうっすらと漂っているだけで、ペガ星人は地球の気圧に耐えきれないほど虚弱体質である。そのため円盤の外には出ずに、円盤の中から催眠術によって操った地球人たちを利用して計画を進めていた。
優れた科学力を持った宇宙人だが、それ以外に戦闘力は無く攻撃も円盤に頼りきりだった。
責任者の一人であるゼムラー教授の暗殺には成功し、ウルトラ警備隊のソガ隊員の友人であるヒロタを射撃大会の優勝と引き換えに催眠術で操り、リヒター博士の護衛任務の中ヒロタの挙動を怪しんだソガをも円盤内に連れ去り、催眠装置で操った。
ソガは最終的に正気を取り戻したが、リヒター博士を連れ去ろうとしたヒロタを早撃ち勝負で射殺する事になった。
こうして作戦は失敗し、円盤に乗り込んできたウルトラセブンの説得にも耳を貸さずに戦闘に突入。エメリウム光線が直撃して倒れると、損傷した円盤内に入り込んできた苦手な地球の気圧の中で体を風船のようにふくらませ破裂してしまった。
余談
- 着ぐるみの制作は、円谷プロの造形スタッフが担当した。
- 名前が似ているペガッサ星人とは''全く関係がない''。後年ではペガッサ星人ペガが登場したおかげで、こちらペガ星人の項目が検索しにくくなった弊害が出てしまった。どちらもウルトラセブンに登場したキャラの為、検索候補を絞る事も難しい。
- 『ウルトラファイト』では、その死後に死体が巨大化しようとしているとされていた。
- 『ウルトラ銀河伝説』では、ベリュドラの左腕を構成する怪獣の一体として登場した。
- 後年の作品『ザ☆ウルトラマン』には、同じアルファケンタウリの第1・第5惑星人が登場するが、関連性は不明。