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ポットデウス

ぽっとでうす

『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』に登場する敵。
目次 [非表示]

「ボクの名は、ポットデウス。ボッコワウス大王の隠し子にしてこのキカイトピアの新たな王様だ」


CV:岡本信彦

スーツアクター:神尾直子




映画ネタバレにつき閲覧注意!!















































データ

身長/182cm

体重/273kg

世界/キカイトピア


概要

トジテンドを復興してキカイトピアの新たな王座を狙うキカイノイド

自らをボッコワウス隠し子と称している。一人称は「ボク」。


その容姿は、本編第48カイ!にてバトルモードへと変貌した際のボッコワウスに酷似しているが、胴体へ青色のマント付き鎧の様な意匠が凝らされているのが相違点であり、全体的に騎士の様な雰囲気になっている。


武器としてを携えているが、いかにも強そうな重厚な外見に反してめちゃくちゃ弱い

ゾックスマーべラスが王の間に攻め込んできた際には、クダックが倒される中で玉座の影でガクガク震え、手駒が無くなり止むを得ずゼンカイザーキラメイレッドと対峙した際には、へっぴり腰で槍を振り回すだけでまともな戦闘にすらならなかった。


それもその筈で、実はポットデウスは真の黒幕のDr.イオカルが、カナエマストーンを使って新たなトジテンドの再興・支配する上で担ぎ上げる御輿として連れてきただけであり、上記の「ボッコワウスの隠し子」とされる身の上も、イオカルに吹き込まれた真っ赤な嘘を信じ込んだだけだったのである。イオカルに選ばれた理由も単に「外見がボッコワウスに似ていたから」に過ぎない。


本当の彼は孤独な境遇で生きてきた気弱な性格の人物であり、彼が本当に求めていたのは権力等では無くあくまでも「仲間」だった。イオカルにはその孤独感に付け込まれて、利用されていただけである。

その「孤独感から本心では共に歩む仲間の存在を渇望しながらも、味方に利用されて踊らされ続けていた」境遇は、ステイシーとしても己自身に重ねて思う所があったらしく、更にステイシーの境遇を良く知る介人も、ポットデウスを含む皆を騙して来たイオカルに対して激怒した。


イオカルが倒された後は、隅に隠れて泣いていた所を介人達に発見され、ポットデウスはステイシーに土下座謝罪、それに対して彼と己の境遇を重ねていたステイシーから「全ての罪をキカイトピアで償った後で、自身の仲間としてキカイトピア再建に協力する」形で裁かれ、ポットデウス自身も「罪を償った上で本当の仲間を得られる」話を受け入れて和解する。

そしてカナエマストーンで召喚された焼肉テーブルに、ステイシーと共に向かう場面で物語は締め括られる。

(ステイシーに気遣ってもらい、食べるように促してもらうと遠慮しながらも喜色全開で机に向かうシーンを見て涙腺に来た人も少なくないとか)


余談

  • 名前の由来は「ぽっと出」とボッコワウスの「ウス」からだと思われる。彼が本編後にいきなり登場したボスであるが、前述した彼自身の本当の身の上を考えても、正に「その辺から連れてこられたぽっと出の人物」だと評せる他、話の流れと彼の最終的な立ち位置=和解と生存から「“ぽっと出”の“デウス・エクス・マキナ”」を縮めた可能性もあると思われる。
  • 特撮全体でも珍しい最初は敵でありながらも、最終的には味方陣営と和解したゲスト敵キャラである。特に(一応)最初は物語のボスとして登場したゲスト敵キャラとしては間違いなく初である。
  • 声を担当する岡本氏はスーパー戦隊シリーズ、ひいては特撮作品初出演となる。
  • モチーフはなんとデザインを担当したK-SuKe氏自身。自らを「ぽっと出のデザイナー」と謙遜して採用したらしい。
    • 癖の強い髪は歯車状にアレンジされ、高い鼻は鳥の嘴状に、メガネと細い目を機械的にアレンジした形で反映されてある。胸のアーマーは実はプラモのランナーがモチーフになっていて、K-SuKeの趣味であるプラモデル作りを取り入れた物。
  • 岡本氏はラクーンドッグの代表取締役を務めており、Dr.イオカル役の立花慎之介氏とは声優事務所の社長繋がりでもある。
  • また、今作にて共演するカッタナー役の鈴木崚汰氏や、射水為朝役の木原瑠生氏とは、ある作品にて関係があり、ゼンカイジャー本編にて出演したマヒルワルド役の田丸篤志氏と、テニスワルド役の駒田航氏とは、その作品内にある一寮のチームメイトとの共通点がある。
  • スーツはボッコワウス(バトルモード)の改造。もっとも「本当にボッコワウスの隠し子だった」でもないだろうが……。
  • 武器の槍は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のヒトカラゲの槍を流用した物である。
  • 後日談となる暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャーにもチョイ役として登場。第2次カシワモチ事変に見舞われ、キカイトピアに避難して来たゼンカイジャーをエプロン姿でおもてなししていた。


関連タグ

ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー

トジテンド

Dr.イオカル

哀しき悪役


ボッコワウス:ポットデウスの父親とされていた人物。彼とポットデウスの本当の関係は、顔が似ていただけの他人だが、部下であるバラシタラ卑しく侵略先の世界の女性を何百人と無理矢理妻にした上で子供を産ませを不幸にしてきた事実もあって、一応疑わしい部分はある。


クエルボ宇宙戦隊キュウレンジャーの悪役で、諸悪の根源に担がれて自らの才覚と能力を悪用、宇宙一つを支配する独裁者と化した。彼自身は諸悪の根源から特別な力を得たと勘違いしていたが、実際は諸悪の根源の方もクエルボに担がれる事で彼の能力や成果物等を我が物顔で使う、共依存の関係にあった。


ガルザ魔進戦隊キラメイジャーの悪役で彼もまた黒幕キャラに利用されて悪事の片棒を担いだ存在であり、改心した物の最後は命を落とした点ではポットデウスとは対照的。


ワルズ・ギル海賊戦隊ゴーカイジャーの悪役で彼を連想した人も少なくないが、上述の通りポットデウスは王族どころか関係者ですらない赤の他人だったり、戦闘力も戦闘員に毛が生えた程度はある点は彼とは異なっている。一方、こちらも仲間に恵まれない孤独さを抱えていたが、それを我慢し続けた末に自分専用の強大な力を得た事で鬱積した不満等が爆発。単独で戦隊を殲滅して周りを見返そうとするも返り討ちとなり戦死、目的を果たせなかった所か自国が崩壊する遠因へもなってしまった。


へのカッパ:彼の戦闘力がクダック以下であるのを表現すれば、登場作品戦闘員以下に例えられる戦隊メンバーが妖怪に変えられた存在。


阿古丸/吼新星・コウ:両者共に登場作品ラスボスの本当の隠し子で、ポジションでは一応は前者で、最終的に生存している点では後者に似ている。


ポットデス:名前が似ている。


キングキシリュウオー:見た目がほぼ同じ。


アスモデウス(スーパーヒーロー戦記):昨年の劇場版に登場した「~デウス」という名の悪役。


フル・フロンタル:境遇が若干似ている部分がある。


クロスウィザード:翌年の仮面ライダーのクロスオーバー映画に登場するレベルナンバー10のケミーで彼同様に独りぼっちの日々を過ごしていたところをある古代人に付け込まれて悪事に加担させられる形で利用されていたが、最後は改心して主人公たちと和解した点も共通している。


戦隊VSシリーズ敵キャラリンク

ムービー邪面/カントクマイナソーポットデウス/Dr.イオカル/カルビワルド機界鬼/カシワモチワルド

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