概要
ルドラリとはスーパーマリオシリーズに登場するクッパの部下(NEW以前はクッパの子ども)でありクッパ7人衆の長男のルドウィッグと末っ子のラリー(スーパーマリオ)のコンビ及びカップリングの事である。
彼らは
・イメージカラーがどちらも青系統
・NEW以降に設定された笑い方が「ワッハッハ」(ルドウィッグ)、「アッハッハ」(ラリー)
・「マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX」で登場した時はコンビで登場する
など似ているところがあったり、公式でも組み合わされる事が多い。(NEW以前にあった兄弟設定も彼らにのみ兄弟順の設定があった。)
ここでは初めてゲーム内に彼らのセリフが登場した「マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX」以降のゲームを主に彼ら2人について解説する。
なお、pixiv内で2人のイラストを検索するとBL(腐向け)作品があったりするので注意。
各作品におけるルドラリ
マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIXでのルドラリ
ルドウィッグ「ダークスターポイント2個ためるぞ!ラリー!」
ラリー「アッハッハ!オイラにまかせとけー!攻撃をバシバシ当ててダークスターポイントためちゃうもんねー!」
初めてクッパ7人衆にゲーム内でセリフがついた作品。
2回目のニテルデ諸島にて地下のクッパゲートを通りクッパ城へ乗り込む時にコンビでボスとして対峙してくる。
ニテルデ諸島でのルドラリ
2人の初登場はクッパ城に続くドカンの中だった。
クッパ城に続くドカンという事で通行パスを要求したり、イエロースターをボール呼ばわりし(なおイエロースターは体当たりしたがダメージは全然食らってない模様)、真っ暗なドカンの中、2人でマリオ達をボコボコにしていた。
そして2人(とマリオとルイージとペーパーマリオ)は八頭身の美女に変身したイエロースターのスペシャル技「スーパーイエローアタック」を食らってしまった。なお真っ暗なドカンの中なので2人が八頭身となったイエロースターをはっきり見たのかは本人らのみぞ知る。
なんとかドカンから出てきた全員だったが何故かラリーの隣にルイージが並び、その頃ルドウィッグはドカンに詰まっていた。
(ルイージはラリーに怒鳴られて元の位置に戻った。何故ルイージがラリーの隣にいたかというとルドウィッグとルイージの名前の元ネタが同じだからである。)
なお、5人(+イエロースター)も入れるドカンの中で1人だけどうやって詰まってたのかは謎。
そしてやっとルドウィッグがドカンから出てきて戦闘開始。レベルはどちらも24だがステータスはルドウィッグの方が少し高い。
使ってくる技は互いの魔法の杖を使って繰り出す魔法攻撃やこうらに入って突進してくるこうら攻撃、部下のヘイホー達に巨大ボムを運ばせて追いかける「おっかけ巨大ボム攻撃」、どちらかが倒されると大ダメージの魔法を放ってくる「絶体絶命!大魔法攻撃」である。
ちなみに攻撃は基本2人同時に攻撃するのでこうら攻撃も技名は「2人でこうら攻撃」だったり、それぞれの単体攻撃の技名も
「2人で魔法攻撃(前半)」(ルドウィッグ)
「2人で魔法攻撃(後半)」(ラリー)
となっており2人で一緒に攻撃している感が強い。
そしてこの2人の戦闘での最大の特徴はマリオ達と同じくバトルカードを使う事。
いわく「オマエ達だけバトルカードを使えるなんて不公平だと思わないか?」「オイラ達もバトルカード使っちゃうもんねー!」との事。
彼らが使うバトルカードは
- 2人のSPEEDがアップする
- 2人のPOWがアップする
- 相手からの攻撃を2回無効化する
- 相手全員に60ダメージを与える
の4種類。この中だと「攻撃を2回無効化」や「相手全員に60ダメージ」のカードが強いので使われないようにしっかりと攻撃を避けたい。なお、どちらかが倒されるとバトルカードは使わなくなり「絶体絶命!大魔法攻撃」しか使ってこなくなる。
戦闘に負けると2人ともクッパ城に戻っていった。
ネオクッパ城でのルドラリ
ラストステージ「ネオクッパ城」にてクッパ7人衆が全員揃って襲いかかってくるのでもちろんこの2人も再登場。ニテルデ諸島よりも強くなっておりレベルはどちらも36に上がっているがステータスの高さの違いはニテルデ諸島の時と同じ。
攻撃手段はニテルデ諸島の時と変わらないが使うバトルカードの内容が変化しており2人のSPEEDアップやPOWアップの他に
- 相手全員をマメ状態にする(POWやDEFが下がってしまう)
- 相手全員に180ダメージを与える
- 一定時間ダメージを受けるとHPを回復する
などどれも強力なものになっている。特に「一定時間ダメージを受けるとHPを回復する」カードは厄介で運悪くこのカードの効果がどちらかに付いている状態で片方を倒した場合、
残った1人は大ダメージの「絶体絶命!大魔法攻撃」しか繰り出してこないためたとえこの攻撃をカウンターで跳ね返しても攻撃を受けるどころか、かなり体力を回復させてしまいこのカードの効果が切れるまで倒せない。
1人になったらバトルカードを使わなくなるのはニテルデ諸島の時と同じなもののやはりバトルカードを使われないよう攻撃を避けるのが吉。
ちなみに戦闘前の会話でルドウィッグがクッパ7人衆のリーダー(自称)な事が発覚したが、
パートナーを組んでいるラリーからも「誰も認めてない」と言われた。
(2回目の戦闘前の時、ラリーはなんだかんだ言ってルドウィッグに合わせているが。)
ロイ&ウェンディ(スーパーマリオ)戦の時と同じくどちらかが攻撃を成功/失敗しカウンターされるともう片方が喜んだり、怒ったりする。ついでにラリーの単体攻撃時、技を単に避けたか、更にカウンターして反撃したかによってルドウィッグの反応が地味に違ったりする。
また、初戦の戦闘前に
ラリー「準備はいいか?ここからが本番だぜ!」
ルドウィッグ「もちろん いつでもいいぜ!」
と掛け合ったり、攻撃する際は
ルドウィッグ「ワタシが先に攻撃する!後に続け!」
ラリー「うん!分かった!」
と答えて共に攻撃を仕掛けたり、バトルカードを使う際は前述のようルドウィッグがダークスターポイントをいくつ貯めるか確認した後ラリーがサムズアップするなどかなり息が合っている。
(なお、こうら攻撃の時はラリーは終了時に目を回しているが。)
ついでに戦闘での待機モーションもどちらも髪の毛を弄っていたりするモーションがあるなど共通しているところがある。
余談だがクッパ7人衆の中でイエロースターと特に絡みがあるのはこの2人だけだったりする。
やり込み要素であるジュゲムハウス2階にある「バトルリング ボスバトル」では10ステージ目の「ボスメドレー」にて最終ボスのほねクッパに召喚されるかたちで登場。攻撃手段はネオクッパ城で戦った時と同じだがバトルカードは使わない。
ペーパーマリオカラースプラッシュでのルドラリ
初めてペーパーマリオシリーズにクッパ7人衆が登場した作品。
各キャラのセリフはあるものの、クッパ7人衆同士の絡みはまず無いので2人の絡みも無いがラリー戦の時、ジャンケンしんでんでゲット出来るルドウィッグのカードを持っていると呼び出す事が出来、同じ場面にルドウィッグとラリー2人を対面させる事が出来る。
(なお、通常は雑魚戦ではボスであるクッパ7人衆のカードを使うと雑魚敵を蹴散らしてバトルを終了出来るが、相手がボスの時に使っても効果は無く呼び出された本人は帰っていく。)
マリオ&ルイージRPG3!!!(リメイク版)でのルドラリ
ルドウィッグ「何か策はあるのか?」
ラリー「ないよ!でもじっとしてらんないよ!」
この作品ではリメイク前もリメイク後も本編ストーリーに登場しないが、サイドストーリーの「クッパJr.RPG」にて登場する。
メインがクッパJr.なので互いが絡むシーンは少ないが、ワガママで話を聞かないクッパJr.に手を焼いていたルドウィッグが「バトンタッチ」と称してクッパJr.への解説役をラリーと交代していたり、ラリー再加入の時のシーンではロボットに潰された後、巨大化したクッパ様に勢いで加勢しようとするラリー(とレミー(スーパーマリオ))にルドウィッグが冷静に策を聞いている。
マリオ&ソニックAT東京2020オリンピックでのルドラリ
ルドウィッグ「そうさ!ラリーのために取り戻しに来たんだよ。」
スポーツゲームであるこの作品にも2人は登場。(なお、7人衆の内、ルドラリ以外に登場するのはウェンディしかいない。)ストーリーモードで対戦すると障害馬術でラリーを、フェンシングでルドウィッグをワンマッチモードで使う事が出来る。
そしてストーリーモードではラリーは中盤の第13章で、ルドウィッグは終盤の第17章で登場するが
2人がストーリーモード内で対面する事は無い。(なので2人同士の会話もないし出来る競技も違うのでワンマッチモードでも対面させる事は出来ない。)
なお、ストーリーモードで対面する事は無いが、ルドウィッグと対戦する事になった際、
戦う理由が「ラリーからカメックから預かった(ストーリーでの重要アイテムである)“エキサイト電池”をルイージとテイルスが奪ったという事を聞いたのでそれを取り返しに来た」との事で、
ぶっちゃけストーリーモードでの登場理由がクッパ軍団に全く関係なく
「ラリーのため」という個人的なものである。
上記のセリフはその時に言ったもの。どうやらプレイヤーが見てないところで会話していたらしい。(ルドウィッグ戦では第5章で登場したウェンディが再登場しておりルドウィッグと共に彼女も電池を取り返そうとしている。)
しかしフェンシング対決でワルイージに負け、目的だったエキサイト電池もその効果を知らず
「そんな変な物」と言って結局手放した。だったら何でお前(とウェンディ)は出てきたんだ?
ちなみにルドウィッグいわく「ラリーが奪われたと悔しがっていた」らしく、
ストーリーモードでは
マリオとソニック、そしてクッパとエッグマンが吸い込まれたゲーム機の充電が無くなってしまう
↓
そうなると困るのでエッグマンネガがカメックに頼んで作ってもらったエキサイト電池をルイージとテイルスが取りに行く話になる
↓
その電池は運搬担当のラリーが持っている
↓
ルイージとテイルスが「エッグマンネガの代わりに電池を受け取りに来た」と電池を受け取ろうとするがラリーは彼らが来る事を全く知らないので信用出来ず、エッグマンネガに電池を届けたいラリーと電池を渡して欲しいルイージとテイルスの電池の争奪戦になってしまう。
2人を行かせる前に話しておけよエッグマンネガ…
↓
そして色々あって電池はルイージ達の手に渡ったので、これだけ聞くと確かにルイージとテイルスがラリーから電池を奪ったかたちになるが
ぶっちゃけラリーが電池を手放した時点で本人は「もう関係ない」と言っているのでルドウィッグの言い分には矛盾がある。また、エキサイト電池は観客の声援によってパワーが充電されるがラリーから話を聞いているのなら電池が声援を受けて充電する事は既に知っているはずである。(ラリー自身は手放した時に初めて電池の効果を見ていた。)
もしかしてラリーの話を最後まで聞かずに彼のために取り返そうとしたのだろうか。
ドクターマリオワールドでのルドラリ
パズル系のソーシャルゲーム。(今は配信が終了している。)
この作品ではルドラリだけでなくクッパ7人衆全員がドクターとなって参戦している。ステージクリアを目指すゲームなので大まかなストーリーしか無くセリフなどは無いが各キャラは固有のスキルを使う事が出来、クッパ7人衆のスキルは全員NewスーパーマリオブラザーズUが元ネタとなっているが、
スキルを使った時のモーションがこの2人の場合、魔法の杖を振って魔法を発動させるものであり(杖の宝石の色を除き)流用されている。
おそらくUでの技がどちらも魔法を主に使うからだと思われる。(モーションは他にもUで魔法攻撃を使うイギー(スーパーマリオ)にも流用されている。)
また、アップデートでラリーがドクターとして追加される際、公式の動画では
紹介映像の中でVSモードの対戦相手としてルドウィッグと対戦していた。
余談
かつてアメリカで放送されていたマリオアニメではルドウィッグが元ネタのKooky Von Koopa(クーキー・ヴォン・クッパ)、ラリーが元ネタのCheatsy Koopa(チーツィ・クッパ)がいる。
ちなみに長男はロイにあたるBully Koopa(ブリー・クッパ)かつ、末弟もレミーとイギーにあたるHip Koopa(ヒップ・クッパ)とHop Koopa(ホップ・クッパ)なので、クーキーとチーツィが兄弟の中で何番目なのかは不明。
劇中ではクーキーとチーツィ2人が揃っている事があり、2人で会話していたり、ある回では
2人で赤いキノピオと青いキノピオに変装し(クーキーが青でチーツィが赤)それぞれの村同士を仲違いさせようと画策したりと、こちらの2人も仲は悪くない。
関連イラスト
関連タグ
逆カプ→ラリルド
ルドラリの英語表記→Ludrry