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概要

ドイツに伝わるエルフと同じく美しい女性の姿をした妖精(あるいは精霊)一族。


皆、美しく長い髪の毛をしており、荒れ果てた荒野の丘の下に住居を構えており、全員が女性しかいない種族であり、その姿と同じく全員、愛情深く、親切で優しい心の持ち主たちで、尚且つ家庭的な妖精たちである。


…が、それは見方を変えれば危険極まりない側面をも持っており、しばしば地上に出てきた彼女たちは日本ウブメ中国鬼神・コカクチョウと同じく気に入った子供がいれば自分たちの世界である妖精界へ連れ去ってしまう悪癖を持っている。要するに大変なお節介好きという事。


しかも、本人たちはその行為が子供たちにとっての一番の幸せに繋がる行為だと信じて疑っていない唯我独尊的な思考の持ち主であるため、全くその行為に罪悪感を全く感じていないというからタチが悪い。


その為、親や(おそらく)一部の子供たち以外の子供にとっては恐怖の対象でもあり、このようなことを防ぐには、子供の親たちがヴィルデ・フラウに対して注意を常に払っておけば良いとされ、もし、ヴィルデ・フラウが子供を誘拐しようとした際、親がきちんと子供の手をつかんで離すようなことがなければ、彼女たちにはどうすることもできず、そんな時の彼女たちは、本当に悲しそうに泣きながら去っていくとされる。


また、女性たちしかいないため、人間界へ出向いて、人間の男性誘惑結婚しようとする。

もしその要求に応えて結婚してしまうと、2度と人間界へは戻れず、永遠に妖精界で暮らさなければならないという(ある意味それはそれで幸せなのかもしれないが…)。


但し、もしその男性が既に結婚していた場合は、その男性のを奪い去ったヴィルデ・フラウに対して礼儀正しく振る舞えば、奪った夫を返してくれる。


何処までも清らかで美しく、心優しいが故にそれがかえって逆に(一部の人間以外には)牙を向くことがある、種族。それが彼女たちヴィルデ・フラウなのである。


余談

ヴィルデ・フラウとは野生女という意味らしい。ヴィルデの源綴「Wilde」はワイルドと同系である。近縁の方の「Wilde berta」は「荒くれベルタ」と訳される。

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