ピクシブ百科事典

ゴブリン

ごぶりん

妖精の一種、またはそれから翻案されて誕生した架空の種族。
目次[非表示]

ヨーロッパの伝承などに登場する妖精の一種。またはファンタジー物の小説ゲームなどに登場する架空の種族のこと。

いつまでも俺をザコ扱いしてんじゃねーよ



多くの場合、そのキャラクターは“邪悪の手先”として設定されており、魔王や強大な魔力を持った悪の魔法使いの悪の軍団の尖兵として主人公たちの前に立ちふさがり敵対する。いわゆる“やられ役”“戦闘員”と言った役所が多い。ファンタジー物の“定番キャラクター”である。

外見的イメージ

作品や描き手の解釈によって様々なのは言うまでも無いが、同時に「オーク」「トロール」が登場する場合がほとんどなので、イメージの差別化を図るために「オークよりは小さい醜悪な外見の人間型生物」として描写される事が多い。

またよく“緑色の肌の怪物”として表現される事も多いが特に明確な由来がある訳では無く、その時々によって表現はまちまち。単純に人間やエルフなどと区別し、モンスターであるという面を強調させるための物であると思われる。ただしTRPGの『ウォーハンマーRPG』では「グリーンスキン(Green-Skin)」と言う別称が宛がわれているが、特にルールブックで明確に緑色の肌とされている訳では無い。

ゴブリン
ゴブリン
ゴブリンのつもりで



妖精としてのゴブリン

英語表記では“Goblin”と書き、発音は「ガバリン」に近い。意味は日本語での「小鬼」にニュアンスが近く、凶暴なモンスターというよりは“悪戯をする悪い妖精”と言う認識である。日本人のイメージしやすい物で一番近い物は、映画の『グレムリン(Gremlins)』に出て来るグレムリン

元々は森などに住み、時折人里に現れては悪さをする妖精という存在。同じ様な悪戯をする妖精として「レプラコーン」や「ピクシー」などがあるが、ゴブリンの場合は根底に人間に対する悪意があるため、場合によっては対象者の人間を死に追いやるような事も平気でする。故に他の妖精族は自分達とゴブリンを同一視される事を酷く嫌う。

時に人家に住みつき、ウシの乳の出を悪くしたりめんどりを驚かせて卵を産まなくさせるなど、家の住民に迷惑を及ぼす事もある。これと定めた家を見つけた時、ゴブリンはミルク桶に木切れや木の葉を投じて住民の性格を試す。若しもまめまめしく木切れなどを片付けてしまうような勤勉な住民なら手出しせずに退散するが、これが中々掃除しないずさんな住民だとゴブリンの格好の標的にされてしまうと言われる。

ファンタジー内でのゴブリン

小説やゲームなどでは概ね、悪の軍団の最下層兵士としてのポジションである事が多い。この場合、同じ架空の種族であるオークやトロールがそれなりに使える戦力として描かれる反面、ゴブリンたちは口先だけで臆病、頭もあまり回らない、しかし自分たちより弱い者虐めは大好きで欲深い~といった性格付けをされる。

その反面、頭が回らないと言う事から「単純で騙されやすい」といった一面が強調される事も多い。この場合はモンスターとしての凶暴性が薄められ、よりコミカルかつ小悪党的なキャラクターとして描かれる事も少なくない。いずれの場合にしろ完全な良い所無しの三下チンピラとしての役所しか与えられない存在である。

『指輪物語』でのオークとゴブリン

ファンタジー物の原点とされる『指輪物語』にもゴブリンは登場するが、元々の『指輪物語』の前身である児童向け小説『ホビットの冒険』の中で描かれていた物が「ゴブリン」であった。しかしその後、ファンタジー小説『指輪物語』が発表された時には、前作の『ホビットの冒険』でゴブリンと表記されていた種族は「オーク(Orc)」と変更された。この改変は作者のトールキンが『指輪物語』を一般向け小説に格上げする目的で、意識的に童話や昔話で使われる「ゴブリン(Goblin)」と言う表記を避け、前作の“児童向け”というイメージを払拭するためであったと言われている。

また2001年、『ロードオブザリング(The Lord of the Rings)』として映画化された際には魔術師サルマンの配下として、オーク、トロール、ウルク・ハイ~の3つ種族に明確に区分され、その性格や外見などもはっきりと違う種族として映像化された。

ただしゴブリンと言う呼び名自体は残っており、いわゆる作中での「生物学的な種族名を“オーク”」と表記し、主にエルフと人間族が「オーク」と呼ぶ。一方、ホビットたちは主として「ゴブリン」と言う言い方をし、当のゴブリン?たちは自分たちの事を「ウルク」と称する。前述の「ウルク・ハイ」は、彼らの言葉で「自分たちより優れた存在」と言う意味である。

他の作品に登場するゴブリン

ゴブリン(Goblin)という名称は様々な作品の中で、キャラクターの名前やメカの名称として用いられている。

登場作品など説明
ガンダムシリーズに登場する架空の兵器。モビルスーツの一種。型式番号:MS-109/PMX-109。近藤和久作品やPCゲーム『アドバンスドオペレーション』等に登場する。別名、スツーカ。
漫画家の「ゴブリン」のこと。
愉快な仲間達
強烈な個性で、主にエロ漫画業界を震撼させる鬼才だったが。2010年現在、主立った活動は休止中。
アメコミ作品『スパイダーマン』に登場する悪役。
グリーンゴブリン
正式名称は「グリーンゴブリン(Green Goblin)」だが。作中や愛好家の間では単に「ゴブリン」と言い習わす事が多い。

ゴブリンの愛称があるもの

XF-85

関連タグ

pixivに投稿された作品 pixivで「ゴブリン」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1265580

コメント