概要
中川圭一がケンブリッジ大学に通っていた頃の恩師。出身は赤坂。
専門は機械工学で様々な発明を行っているが失敗ばかりであり、登場するたびに何かしらトラブルを起こす。
自動車好きで初登場はイギリス車ネタであったが、知識が曖昧で知ったかぶりをしてばかりで、オマケに運転は恐ろしく下手。最終的には自作したリフトの故障でジャガーを破壊してしまう。
「その国の水に慣れろ」がモットーで、『スイッチ先生』というあだ名がつくほど立ち直りが早く、ソルボンヌ大学に異動後はフランス派になったが、先述の下手な運転でセーヌ川に飛び込んだり、騙されて珍車のパナールを買ってしまうなど全く変わっていない。
マサチューセッツ工科大学に異動後はコーヒー好きになるが運転下手は治っていない。
自分のミスは認めないタイプで、オープンカーで車ごと店の中に入ったときはティータイムとごまかし、天井を開いたまま洗車機に入った時は「室内のクリーニングもできる」と強がりを言い、試乗レポート用のマクラーレンの追突事故を衝撃テストと言い張った挙句、マクラーレンを大破させてしまった後のレポートには『手足のごとく動く乗りやすい車』と書いていた。
葛飾区で地ビールを作ろうとしたこともあり、葛飾署署員がモニターとなってアルコール度を上げた結果、バーボンのクセとビールの切れ味がミックスされた新ビールができた(濃厚だが飲みやすい)。しかし、アルコールを上げ過ぎて60度という泡盛やラム酒レベルになってしまい、それを知らずに飲んだ中川や麗子達が酔っ払ってキャラ崩壊し、酔って暴れたり彼氏の情報を暴露してしまった。飲まなかった両津は麗子達が酔って記憶が曖昧になっているのをいいことに、会社の経営権や絵画などをたかりまくっていた。
狩猟やスキーも嗜むがいずれも自動車の運転と同様に下手である。意外なことに漫画好きで、漫画の価値を認めない大原部長を言葉巧みに説得したことがある。また、心理学にも精通しており、催眠術が使える。
また2021年に日暮が1964年10月10日へとタイムスリップした際、日暮の捜索及び回収の為、両津と共に自作のドラム式洗濯機型タイムマシンで向かったオリンピック前夜の東京を見てその様子と裏事情を実際に経験した世代として両津に語っていた(その後日暮は無事発見し回収に成功するものの、タイムマシンの故障で1日ずつしか未来に戻れなくなり、1970年まで戻ってきた所で日暮の能力を使って3人は一気にタイムワープして2021年に帰還できた)。
娘が四人おり、みな海外の大学に留学している。長女の春子はアメリカ、次女の夏子はフランス、三女の秋子はイタリア、四女の冬子はドイツ)アニメでは両津曰くとんでもない場所に就職しており、長女はアフリカのジャングルで密猟者の取り締まり、次女はバミューダ海域で潜水艇による地質調査、三女は北極圏を犬ぞりで単独横断、そして四女は宇宙飛行士をしている。奥さんは中国で通訳の仕事をしている。
アニメ版では原作以上の変人になっており、マッドサイエンティストキャラで活躍した。原作に比べ出番も増加しているキャラの一人。
EZAKI・Z1
警視庁とイギリスが30億円をかけて共同開発した人工知能搭載パトカー。
警視庁から警部補の階級を与えられており、開発部長のコロ助と同じでプライドが高くわがままな性格をしているため、自分より階級が低い両津をこき使う。
パトカーなのだが、車体には様々なミサイルにガトリング砲4門と過剰な武装が搭載されている。
アニメ版での声優は高橋広樹。
関連タグ
マッドサイエンティスト、トラブルメーカー:アニメ版ではこれに該当する。