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概要

声:コビヤマ洋一


こち亀に登場する、特殊刑事課に所属する刑事。会員番号7番。

本名は麻生瑠理華(あそう るりか)で、愛称は「ルリリン」。

美女を連想しがちな名前だが、実際は中年太りのむさ苦しい変態親父である。

原作とアニメで設定が異なる。


アニメ

美少女刑事ではなくプロファイリング刑事として登場。

ある日、美術館にて「モナリザの大爆笑」の絵画が何者かによって盗まれた。盗まれた絵画の真ん中に犯人の手紙のようなカードが刺さっていた、そのカードには……


「神風強盗ダルク」というスパイらしき名前が書かれていた……


しかし、結局犯人の姿をとらえることは出来なかった……(だが犯人のシルエットらしきものは描かれていた)


その後、「モナリザの大爆笑」の絵画と共に、現場の内容が新聞にも載せられていた(しかしモナリザの大爆笑の顔に至っては完全に両津の顔そっくりである)。

ちなみにこの事件が最初ではなく、麗子の口からするとこれで5件目らしい。


しかし両津はそのニュース記事に全く興味がなく、いつものように勤務中に戦車のプラモデルで遊んでいた。

…まあ、後ろで見ていた大原部長に当然の如く怒られてしまったが、それはともかく本庁からの今回の事件の依頼が寄せられた。さらに今回の事件解決のために、スペシャリストが派遣されることになったことを両津達知らされた。

しかし、「スペシャリスト」と聞いて両津達はもちろん過去の苦い経験からして嫌な予感を察していたが、服装はスーツにサングラスと極めてマトモで、戦車のプラモデルを分析して製作者が両津であるとズバリ当ててみせた。それを見た両津達はちょっと安心していたが、まだ油断してはいけないと思い、部長含めて彼を警戒していた(もちろん過去に両津達はこのパターンで何度も散々な目にあっていた)。


そこで捜査会議を開き、事件の手掛かりとなるものを調べて調査を開始した。

調査の結果、犯人はどうやら日常的に漫画を描いているを推理し、恐らく犯人は漫画家であることが判明。しかしそれに限るものではなく、プロファイリング刑事曰く、犯人は「少女漫画家を目指している女性」と断言している。何故その断言ができるのかと言うと、実はカードを嗅いで見ると微かに化粧品の匂いがするらしい。この事から、「男は化粧して漫画を描く漫画家はまずおらん」と推理した。

そして「神風強盗ダルク」という名前をよく見ると、明らかにとある少女漫画をもじったモノだとみられる。これなら犯人は少女漫画に詳しいと推理し、さらに刑事は「プロなら他人の漫画をパクったりしない」と断言した。

その推理を聞いた両津は少々疑問を持つも、部長は「少女漫画家志望の女性に絞って捜査しよう!」と全員出動させようとするが…


  ……と、ここまではまともであったが、ここからが問題であった。






突然、全員出動を止めたプロファイリング刑事が「君たちはこの程度でプロファイリングが完了したと思っているのかね?」と発言する。どうやらまだ話は終わっていないらしい。


そこでプロファイリング刑事がスーツの中から取り出したのはどこかで見た事のあるコンパクトチークを取り出してこう唱えた・・・



「ジュテーム ジュテーム ラリポッピ 少女漫画志望の女の子になぁ~れ~!」



と唱えた後、プロファイリング刑事の周りに煙に包まれた・・・


やはりと言うべきか案の定、両津達は嫌な予感が見事に的中。その白い煙から放たれる謎の美声と共に現れたのは上記の通り、バレリーナ姿で腹部分にへのへのもへじが描かれた、中年太りの変態極まりない少女漫画風(?)に扮したどうしようもない刑事であった・・・(この姿を見た両津達は当然ドン引きし、両津は「どこが少女漫画志望の女の子なんだぁ!?」とツッコんでいた)


ちなみにメガネ(というよりはマスク)を外すと、見た目の外見とは裏腹にどこぞの仮面のような美しい瞳となっている(それでも両津は発狂するほど引いていたが)。


しかし、両津達に対して犯人の気持ちを理解しないといけないと不満を抱えたのか、中川、麗子以外の3人がなんと強制的にバレリーナ姿へと衣装を変えられてしまった。ちなみに、中川と麗子が何故変身させないのかというと、「今のままでも十分に少女漫画の世界で通用するから」らしい。

両津、寺井はバレリーナ姿を嫌がっていたが、大原部長は何故か自分のバレリーナ姿を気に入っていた。もしこの姿を家族が見たらどう思うのだろうか……

両津達に少女漫画の素晴らしさを分かってもらう為に、アニメ内ではなつかしい少女漫画のアニメOP風の映像が流れ(不気味ではあるが)、歌もなんと本人が担当。・・・しかも上手い。

一応言っておくが、これは2000年6月4日に日曜ゴールデンタイムで放送されたアニメである。

ちなみに映像内には1シーンだけ少年漫画版の姿が登場している。


OPが流れた後少女漫画の世界を体験する為いったん外へ、しかし派出所の出方は何故かバレリーナしながら外に出る事に(その後大原部長は今更ながら自分の姿に恥を知って後悔した)。しかしどうやって少女漫画の世界を体験するのかというと、・・・魔法らしい。そこでまた例のコンパクトチークを使い、派出所の周りに煙を煽った。しかしよく聞くと明らかにトンカチで叩くような音が聞こえ、書き割りではないのかと両津達は察する。煙が溶かれると、一瞬少女漫画風の立派な家に見えたが、横から見たらやはりというか書き割りであった。まあ、そもそも着替えてる時点で魔法ではないが、少女漫画刑事はそんな細かい事は一切気にしていない。

そんな中、寺井は「少女漫画の主人公だったら、もっと豪華な家がいいんじゃないの?」と言って、それを聞いた少女漫画刑事はまたもコンパクトチークを使い、なんと派出所内が家の中の雰囲気や豪華なセットなども少女漫画風に全て手作りで仕上げた。これらのセットを一体どうやって作ったのか…?

しかし麗子は、彼がセットを作ってる間、このあまりの滅茶苦茶な世界観に耐え切れず、我慢の限界でなんだかんだ言って一人で出て行ってしまった。…まあその結果被害者にはならなかったが。


その後、両津ら派出所の男性陣を少女漫画の世界に引き込んだ。


…流石にここまで説明するとついていけないので、どんな少女漫画世界の内容かは、アニメ本編を見て頂きたい。


このようにカオス極まりない特殊刑事課の一人ではあるが、一応事件の事は忘れてはいない。そこで彼の考えた行動は、それは合宿である。男性陣は少女漫画の研究をなんと一週間も合宿したらしい(どこで合宿したのは不明)。


一週間後、麗子はいつの間にか元に戻っている派出所で、マリアと共に待機していた。男性陣からの連絡が取れずに麗子は心配していたが・・・

しかし突如男性陣がようやく派出所内に帰ってきた。だが麗子達がそこで目撃したものは…


バレリーナ姿でテーマ曲を歌いながら踊る両津達の姿であった・・・

                     ↑・・・こいつらおまわりさんです


どうやら身も心も少女漫画に染まってしまったようだ。もう一度言うが、こいつらおまわりさんである。

そして男性陣は犯人を捕まえる為、研究の成果か、「神風強盗ダルク」の姿に変身(という名のコスプレ)した。だが、その変身姿は美少女戦士達もビックリの超絶クオリティである。もう少女漫画の雰囲気を完全にぶち壊してはいるが、それにしてもこの人達の破壊力は本当に凄まじい。何度も言うが、こいつらおまわりさ(ry

しかし、仕事の事だけは忘れていないらしく、続く犯人が狙う場所も把握しているらしい。何故分かったのかというと、実はカードの左下部分をよ~く見てみると、次の目標地が書かれていたからだという(両津によれば「少女漫画で作者がよくやること」らしい)。…それは強盗犯としてどうなのか。


ちなみに中川は何故か桜を散り青コート姿で、あのスパルタコーチを彷彿とさせる役になり切ってしまっている。しかも両津達が現場先に行った後、中川は「岡っ・・・!エースをねらえ!」と完全に言い放ってしまっている。・・・もうどこからツッコんでいいのやら。


その後目的地に着き、ついに「神風強盗ダルク」の格好をした犯人の正体をとらえることが出来た。しかし、その正体はなんと女性ではなく、両津同様コスプレした中年太りのモジャモジャ髭のおっさんであった。(ちなみに犯人の本名は「フランソワ塚本」)犯人の性別が違う事に両津達は揉めていたが、その間にコッソリ逃げようとする犯人を見逃さず全員出動し、犯人を押さえその後無事に犯人は逮捕された。…しかもこの格好で武器なしで捕まえるのだから本当に恐ろしい。


特に両津に至っては人間離れした身体能力と生命力の持ち主であるため、しかも4人でここまでとんでもない破壊力を持っているのなら、恐らくは人々にも勝ててしまうかもしれない・・・


ちなみに少女漫画刑事のなり切りは捜査の時だけで、事件解決後、自分は元の姿に戻っていたが、彼にすっかり少女漫画の世界に洗脳されてしまった両津達は元に戻らなかった(しかも派出所内も少女漫画風にデコレーションされてしまっている)。この状態に麗子は刑事に向かって「みんなを元に戻してよ!」と怒るも、プロファイリング刑事は「何ともなりませぇ~んっ!!」と言い捨てて派出所から逃げて走り去ってしまったのであった・・・

もちろん次の回からはちゃんと元に戻っているので安心していただきたい。


二回目以降は少女漫画刑事として登場。衣装も原作のもの(少女漫画版)とほぼ同じ。


ちなみに原作では

週刊少年ジャンプでの登場に先駆け、同じく集英社が発行している少女漫画誌「りぼん」にこち亀が特別掲載された時のゲストキャラとして登場(後にジャンプでも登場)。

バレリーナの恰好をしており、受令機はの中にあるため悍ましいI字バランスを行う。両津達にも自分と同じ格好をするよう命令した。衣装は少女漫画版と少年漫画版があり、「りぼん」に登場した際の少女漫画版は胸当てをつけたり腹を白塗りにしてへのへのもへじを描いたりと露出が少なめだが、「ジャンプ」に登場した際の少年漫画版は露出が多めで胸当ても乳首部分のみ、毛深い腹もむき出しの「りぼんではきつい」格好である。

犯人を逮捕する時は少女マンガに対するあるあるネタや愚痴、文句等を口にしながらパンチキックを繰り出して攻撃する。またペコちゃん人形風の着ぐるみ変装(本人曰く変身)して戦うこともある。

月光刑事と同様変身(という名のコスプレ)をするが、完成度は月光刑事に輪をかけてクオリティが低く、「神風怪盗ジャンヌ」に変身した際はマントを着て腹部に「じゃんぬ」と平仮名で書いただけだった。

ちなみに彼は少女漫画家を目指しており、愛野神女(乙姫菜々)の大ファンなのだが、絵柄はかなり硬派な少年漫画風である。

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