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タイムパトロールの編集履歴

2020-08-14 20:14:08 バージョン

タイムパトロール

たいむぱとろーる

タイムトラベルもので、時間移動を利用した犯罪を阻止するために闘う警察隊。

概要

タイムトラベルものは、時間移動がテーマになっている。つまり、時間移動を利用した犯罪が存在することになる。未来の技術を過去で悪用したり、証拠を過去に葬ったり、歴史を勝手に変えたり、さまざまであろう。すると対策も必要になり、そうした組織もできることになる。


登場作品


ドラえもん

ドラえもん達がピンチになると駆けつけて助けてくれる。

歴史を変えようとする犯罪者達を逮捕したり、時空間のパトロールをしている。

ザ・ドラえもんズドラ・ザ・キッドも隊員の一人。

原作やアニメ、大長編映画版にも多く出演しているレギュラー。


しかし、そんな組織が存在しているにも関わらず、歴史を簡単に変えることが出来るひみつ道具ふりだしにもどる」や「人生やりなおし機」等が存在しており、子供の小遣いレベルの価格で一般販売されている


それ以前に「ドラえもんやセワシこそ歴史改変を企む時間犯罪者では?」という指摘もある。

しかし、仮にドラえもんが本当に「歴史改変を企む時間犯罪者」だったとしたら、タイムパトロールといった公的機関の助けを得られるはずもなく、原作「帰ってきたドラえもん」ではドラえもんが「急にまたこっち(のび太達が住む時代)へ来ても良いことになったんだ」と発言していることから、少なくともドラえもんはタイムパトロールから問題視されていないと考えることが出来る(ただしドラえもんが再び現代に遡れるようになったのは、のび太が「ウソ800」を使用して「ドラえもんはもう(現代に)帰って来ない」と発言したことが原因だが)。


実際、半公式(いわゆる方倉設定すなわち『ドラえもん百科』における設定)ではあるが、タイムパトロール隊から許可書が発行されているという設定も存在する。それはそれでタイムパトロール隊の権限が強すぎる気もするが。


それだけでなくドラえもんやのび太は作中で「タイムマシン」を使用して何度も歴史を変えているが、やはりその行為がタイムパトロールから問題視されたことは無い。これについては大長編・映画版にてドラえもん達は地球の危機を何度も救っている為、「ドラえもんは現代(20世紀21世紀)で人類を何度も救った功績があるから、タイムパトロールがあえて見逃している」という指摘も存在する(実際に『鉄人兵団』ではタイムマシンで歴史を変えたことで地球の危機を救っている)。


一方、後述の『T・Pぼん』での設定を考えると「正史に多大な影響を及ぼさない限りにおいては被害が少ない方へ歴史を導く」事を旨とする組織風土が見られることもある。これを踏まえると「最初の歴史でのび太は自らが設立した会社を(自身の不始末で招いた)大火事で失い倒産させた(その結果、債権者野比家をカッ剥ぐ取り付け騒ぎまで起こった)」という事実があるので、この犠牲者(場合によってはご臨終という可能性もある)を軽減させるために、人道的見地から改変を許可されたのではないかという考察もあったりする。

逆に言えば、のび太がやらかした出来事は、その規模の大きさにも関わらず、起ころうと起こるまいと人類が辿る歴史には大した影響が出ない、ということになるのだが。


結局のところ、時間移動そのものに善悪は無く、使い方が重要なのかもしれない。


…と思われてたが映画のび太の新恐竜において重要な事実が判明する。

作中での詳細は伏せるがとある理由のために過去を改変をしようとしたのび太に対し、タイムパトロールはついに自体を鑑みて拘束するというタイムパトロールがドラえもん側を逮捕するという前代未聞の事態が起こる。

しかしか「T・Pぼん」と同じくチェック・カードをかざすことでのび太の歴史的な影響力をチェックすると強く発光するという非常に高い歴史への影響力を示すことが判明した。

これによりタイムパトロールはのび太たちを拘束せず事態を静観することを選び、のちにタイムパトロールがのび太の歴史干渉を目撃した際に「アレが正しい歴史なのだ」というコメントを残している。

すなわちドラえもんがのび太と関わり未来から干渉されることで紡ぎ出される様々な物語こそが正しい歴史に繋がるという事実が判明したのだ。

なので「ドラえもん達は歴史を改変する歴史犯罪者にあたるのか?」という長年の疑問に関しては

「ドラえもんの歴史の改編が正しい歴史に繋がるので特例として見逃されている」という回答が公式から間接的に示されたという事になる。


登場作品一覧

恐竜

日本誕生

創世日記

南海大冒険

ふしぎ風使い

2112年ドラえもん誕生

恐竜2006

新・日本誕生

『のび太と時の宝玉』

ギガゾンビの逆襲

新恐竜


T・Pぼん

既知の歴史に沿うように歴史を修正する物語で(例えば「最初の日本人」が無事に日本列島にたどり着くことを陰ながら手助けしている)、時間犯罪者と戦う事がメインの組織ではない。

と言うかTP隊自身が歴史操作をやっているとも言える。特に第一話では、TP隊の存在を知った主人公・並平凡の口を封じる為に過去に戻って主人公の両親結婚の妨害を企んだ事も(主人公が消滅すると(風が吹けば桶屋が儲かるレベルの話だが)世界が滅亡すると言う事が判明したので取りやめになったが)。


一応、歴史の大筋に影響を与えない程度でなら一般人(中には玉藻の前ウトナピシュティム一家などの大物もいた)を助けることもあるが、前述の通り人命よりTP隊の秘密の方が優先の組織である。消滅させられそうになった主人公から「人殺し」と言われた初代ヒロインは「最初から居ない事になるんだから人殺しじゃない」と笑顔で返しているぐらいである。


最も、一度凡を救うために二代目ヒロインヴラド・ツェペシュが支配していたワラキアに敵軍の進行を早めた際には、ヴラドの死が数年早くなった影響で大勢の人が串刺し刑を逃れ、それどころかむしろ人口が増えたということもあって、大きなお咎め無しで黙認するに留まっている。

なお、本来ならば増えすぎても困る(その増えた人口の中から凶悪犯罪者や非道な独裁者が新たに生まれる可能性もゼロではない)のだが、このケースの場合「歴史の修復力が奇跡的に働き、現代ルーマニアの人口が12人増えただけ」と最終的な結果がごく微増程度であったことも、不問に付された要因であろう。


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