基礎データ
進化
スカンプー → スカタンク
概要
スカンクポケモンのスカンプーが進化したポケモン。巨大になった尻尾を背中に載せていて立派なリーゼントみたいな見た目に変化しており、尻尾の先から激臭の液体を噴射することができる。体内で臭い液体を熟成させることができ、熟成した時間が長いほど、臭さが強烈になっていく。XYでのモーションでもとくしゅわざなどを発動するとき説明に書いてあった通り尻尾の先から発射する姿を見ることができる。かえんほうしゃを覚えられるが、尻尾が焼けただれたりしないのだろうか?
野生下では地面に穴を掘って生活しているらしく、液体の匂いは食べ物で決まるのだと言う。
鳴き声が「派手な放屁の音」そのものであり、なかなかインパクトが強い。ギンガ団のジュピターのエースポケモンでもある。
ポケモン剣盾ではネズの手持ちとして登場するが、こちらの使用ポケモンによっては最後に出てくることもよくあり、「ネズの切り札ポケモンではないか?」と勘違いされたりしている(ネズがダイマックスを使わないのが原因)。
本家での性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
103 | 93 | 67 | 71 | 61 | 84 |
ちょっと鳴き声がアレなことに目をつぶれば、弱点が地面一つだけで能力値もバランスがよく炎技を自力で習得できるなど使い勝手は良いポケモン。
第五世代からはハズレ特性であった『あくしゅう』の仕様が『攻撃時に1割でひるみ追加』となり高めの素早さを生かせるようになって、地味にだが強化されている。もう1つの特性はゆうばく、誘爆がどんな状況であるか是非想像していただきたい。
XYでは新たなタイプのフェアリータイプに弱点を突けるようになったと同時に、じゃれつくやゲップを新たに習得した。
第七世代では新たにレベルアップ技で「ベノムトラップ」「ふいうち」などを習得した。特にタイプ一致先制技のふいうち追加は大きい。
実は第四世代時点でも教え技で覚えられたのだが、長らく没収されてしまっていたのである。
当時より威力が下がったとはいえ、強力な技には変わりないのでファンは喜んだ。
あまり知られていないが第五世代のバトルサブウェイには当時同時習得のできなかった「ふいうち」(第四世代の教え技)と「イカサマ」(第五世代以降のスカンプーのタマゴ技)を両立した、改造以外では当時両立不可能な構成のスカタンクが存在していた。
この件は後のBW2にて「イカサマ」が教え技に抜擢されたことで両立可能になったという、どこぞのワダマンダ事件を彷彿させる形で解決に至っている。
外伝での活躍
時・闇・空の探検隊では悪役の探検隊ドクローズのリーダーとして登場する。
ドガース・ズバットと共に金儲けを企みプクリンのギルドに助っ人として参入、食糧庫を荒らしたり主人公達の手柄を横取りしたりと、前作のイジワルズ同様主人公達に嫌がらせを仕掛けてくる。
しかしいそのどうくつで主人公達から奪った遺跡の欠片の謎を解こうとした所にカブトプスやオムスターの大群に打ちのめされる。その後の出番は無いが、改心はしている様子。
これとは別個体のスカタンクを勧誘し仲間にする事も可能。
優秀なかしこさグループに所属しており、苦手なはがねタイプにも対抗出来る「かえんほうしゃ」等も覚えられる。悪役とは言え探検隊のリーダーを務めるだけの事はある。
…が、敵として戦う場合はドクローズの個体が可愛く見える程の害悪性能。
食らえば物凄い勢いでHPが削られる「どくどく」、こちらの火力が大幅に減る「おきみやげ」等非常に嫌らしい搦め手を容赦なく使ってくる。かと言って倒そうにも接近すれば「あくしゅう」による怯みで思うように戦えないし、いざ倒せば「ゆうばく」で死なばもろともと言わんばかりに此方の体力を大幅に削ってくる。更に周囲の道具やスカタンクが持っていた道具も消滅する為、スカタンクが登場するダンジョンで道具を取り返す依頼を受ける場合は「しめりけ」がほぼ必須となる。