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ポケモンバトルの編集履歴

2022-01-24 15:02:23 バージョン

ポケモンバトル

ぽけもんばとる

任天堂および株式会社ポケモンが展開するRPG『ポケットモンスターシリーズ』での戦闘モードであり、ポケモン同士で戦わせることである。作中での正式名称は「ポケモン勝負」。

概要

ゲームやアニメ「ポケットモンスター」シリーズにおいて、ポケモントレーナーは、ポケモンをモンスターボールで捕まえて育て、共にリーグ戦で強くなったり、コンテスト制覇などを成し遂げることで絆を結ぶことが出来る。

では、ポケモンを捕まえるためにはどうすればいいか?まずは捕まえたいポケモンを弱らせる必要がある。

弱らせるにはどうすればいいか?勝負である。


また、ポケモンカードゲームもポケモンカードや、わざやアイテムのカード、近年ではメガシンカなど、カード上のポケモンを使って対戦をする。


つまり「ポケモンバトル/ポケモン勝負」とは、シリーズ全般における最も基本的なゲームシステムなのである。


名称について

なお、原作となるゲーム本編シリーズでの正式名称は「ポケモン勝負」であり、作中においてポケモンバトルという名称は極一部の例外を除き一切使用されていない


「ポケモンバトル」は主にサトシが主人公のアニメシリーズで使用されている呼称である。

また同様にポケモンを捕まえることを指す「ゲット」も主にアニメで使われており、ゲームシリーズでは「捕まえる」「捕獲」という呼称を用いている。


以下、原作のゲームシリーズについての記述には「勝負」、アニメについての記述には「バトル」を用いる。


種類

ポケモン勝負は大きく分けて2種類ある。


  1. 野生ポケモンとの勝負
  2. トレーナー同士での勝負

ゲーム内での仕様

上記のうち片方しか行うことができないというケースは珍しく(『ポケモンコロシアム』・『ポケモンGO』など)、大体の場合1つのゲームでどちらも行うことができる。

どちらも相手のポケモンを倒すことで、倒したポケモンが経験値を貰って強くなる。

トレーナーは技や交代の指示を出すだけでなく、行動1回分を消費して道具を使い、ポケモンを支援することができる。


野生ポケモンと勝負する場合、戦闘中にそのポケモンを捕まえることが可能。捕まえた場合、初代~『BW2』までは経験値が入らなかったが、『XY』以降の作品では倒した時と同様経験値が入るようになっている。

もしお目当てのポケモンでなかった場合や戦っていられる状態にない場合には、「逃げる」を選んで戦闘をこちらから終わらせることもできる。シリーズによっては相手の方が逃げることもある。

ただし捕まえたい場合、『LPLE』を除いて倒しきってしまう(相手のHPを0にする)と捕まえることができないので、0にならないように調整する必要がある。


トレーナーとの勝負は野生ポケモンに比べ経験値を多く貰える。

また、当然ながら対戦相手となるポケモンは既にそのトレーナーの手持ちであるため、相手のポケモンにボールを投げて捕まえることができない(「ひとの ものを とったら どろぼう!」というテキストと共に相手トレーナーが弾く)。

例外は『ポケモンコロシアム』『ポケモンXD』のダークポケモンで、ダークポケモン救済のために特例としてボールを投げて捕まえることができる。


多くの場合、相手のポケモンを倒した後、次に繰り出すポケモンを見てからこちらのポケモンを決める(いれかえルール)か、倒したポケモンに勝負を続投させる(かちぬきルール)かを選ぶことができる。

全て倒しきると賞金が貰え、こちらが全滅すると賞金を支払うことになる。

逃げることは許されない。


ゲーム間での勝負(対人戦)

ゲーム内で行う勝負は、そのほとんどが上記の仕様を持つ。ところがゲーム間での勝負、つまりポケモン世界での主人公同士が通信機能を用いて行う勝負(所謂「対人戦」)では以下の点でこれと大きく異なる。


  • 相手を倒しても経験値が一切入らない
  • いれかえルールは選べず、かちぬきルールになる。
  • 任意のタイミングで逃げることができる
  • ほとんどのルールでトレーナーが道具を使用することができない(ポケモンに持たせてポケモン自身が使うことはできる)。
  • 出場するポケモンのレベルは事前に統一されることが多い。
  • 出場できるポケモンに制限が設けられることが多い。
    • 例えば多くのルールにおいて、同じ種類のポケモン、同じ道具を持ったポケモンは2匹以上参加することができない。一部伝説のポケモン幻のポケモンなども参加することができない。

このようになっているのは、ゲーム間での勝負が冒険の一環としてではなく、ある種の試合として行われることが多くあるためである(これらのルールの大本が公式大会であることからもそれが分かる)。特にプレイヤー層が拡大した近年では「ポケモン勝負」といえばこちらの方を連想することが多い。

レベルの差で圧倒したり、強力な1種類のポケモンを複数用意してボコボコにしたりなどができないため、ポケモンに対する知識や場の判断など、総合的な実力を試されると言ってよい。

これらの仕様はゲーム内でも対戦やり込み施設で見られる。


だが、勘違いのないように言っておくと、対人戦だけがポケモン勝負ではない。対人戦をしないからといってその人がポケモン勝負を楽しんでいないわけでは決してない。楽しみ方は人それぞれである。


ポケモン勝負はフェアに

近年では、インターネットや通信技術の発達により、ゲームボーイの頃からあった通信ケーブルを使った目に見える相手とのバトルだけでなく、ワイヤレス機能とオンライン機能(無線LANを使った通信)を使って海の向こうの遠くの相手とも勝負ができるようになった。

この際、必ず最低限のマナーを守り、楽しくフェアに行う必要がある(チート、改造、駄目絶対)。

もし守らない場合、相手から何を言われても文句は言えない自業自得である。

そのため、ネット対戦を行う際は多少のスルースキルと最低限のネチケットを身につけておく必要がある(元々が子供向けのゲームである以上、相手が小学生である可能性もあるため)。


また、目に見える相手でもしっかりと節度を守らないとリアルファイトになりかねないため注意。


逆に、最低限のマナーを守って対戦すればお互いに良い勝負ができるだろう。

そのためには、自分が相手に迷惑をかけていないかを時々でいいので振り返る必要がある。

これらのことを肝に銘じて、プレイしている方も見ている方も楽しいポケモン勝負を繰り広げる人はトレーナーの鑑といえるだろう。

※この「楽しい」とは、盛り上がりの有無ではなく、「気持ちよく」というニュアンスに近い。


ゲーム『ポケットモンスター』シリーズでの主な勝負形式


アニポケでのポケモンバトル

アニポケでのポケモンバトルは、基本的にゲームと同じ設定ではあるものの、アニメならではの公式ルールや特殊ルールが存在している。ここでは今判明している段階での設定を紹介する。


きすぐすりなどの回復薬をバトル中では使わない

ゲームでは、ポケモンのダメージが酷くなったときに、きずぐすりなどを使って体力を回復させる事ができるが、アニポケではそれらの行為が描写されたことはない。ドレインキッスじこさいせいなど、技として体力を回復させる事はできる。

恐らくきずぐすりの使用などは公式審判員のジャッジで使うか使わないを判断するのだろうと思われるが、詳細は不明。

ちなみにアニポケとは関係ないが、小野敏洋氏原作の「電撃!ピカチュウ」では、バトル中にわざマシンの使用許可を得るシーンが一度だけ存在している。


バトル終了後、賞金のやり取りの描写がない。

アニポケでは、サトシ達を始めバトル後の賞金をその場で受け渡しする描写が無い。また、一部例外を除いてお金のやり取りをする話も無い。あくまで推測であるが、身分証明書も兼ねているポケモン図鑑やそれらに代わる身分証がバトルのデータなどを記憶して、その成績をもとにトレーナーが所有する銀行口座に振り込まれるシステムであるのかもしれない。


試合中にポケモンが進化してそのまま使用するのは反則ではない。

進化の石や道具を使ったり通信交換などで進化するポケモンを除き、ポケモンはある程度トレーナーになついたり、経験値が上がると進化する。バトル中に使用ポケモンが進化した場合は、使用するトレーナーの同じポケモンとして認められ、試合続行する事が出来る。この事は無印編第22話『ケーシィ!ちょうのうりょくバトル!』内で、カスミが発言しており、その後もアニポケの公式バトル中で進化するシーンが多く描かれている。


公式戦やチャンピオンシップスには認定審判員がジャッジする。

ゲームではRPGの戦闘モードに値するため審判員が存在しない。そのためアニポケでは、公式バトルやポケモンワールドチャンピオンシップスで、ポケモンリーグ運営委員会やチャンピオンシップスに認定された審判員とドローンロトムが公平なジャッジを下す。なお、非公式でのバトルは一般のトレーナーが審判を務めるか、ゲームと同じく審判なしで執り行われる。


試合中にポケモンが戦意を失うと戦闘不能とみなされる。

ポケモンはトレーナーの信頼関係があってこそ指示に従いバトルを行うが、言う事を聞かなくなったり、心が折れてしまうと、戦意を失う事がある。この場合、審判の判断で戦意喪失とみなされ、戦闘不能と同じ状態となる。例として無印編第81話で、サトシのリザードンサトシの言う事を聞かず寝てしまった事。新無印第7話で、バリヤードグラエナとのバトル直前で心が折れバツ印を出した事などが挙げられる。


トレーナー自身の判断で降参を宣言する事ができる。

ゲーム内では対人戦を除き逃げる事はできないが、アニポケではポケモンの状態を見極めこれ以上戦えないと判断した場合、トレーナー自身が降参(ギブアップ)を宣言できる。ポケモンの世界ではポケモンバトルは競技の一種であるので、現実の競技と同様フェアプレイが大切であるという事を描いているのだろう。


バトルフィールドが存在する。

ポケモンリーグやバトル大会では、様々な地面や地形を使用したフィールドを使って公式バトルを行う事がある。現時点ではノーマルフィールドの他に、岩のフィールド、草のフィールド、水のフィールド、氷のフィールドなどが存在しており、試合中にフィールドチェンジを行う事もある。フィールドを活かした戦法も存在し、サトシをはじめこの戦法を得意としているトレーナーもいる。


バトル中にトラブルがあった場合は?

アニポケでは、公式バトル非公式バトル関係なくロケット団が突然乱入し、サトシのピカチュウをはじめ、トレーナーのポケモンを強奪するシーンが存在する。そうなった場合は、トラブルとしてみなされ一時休戦もしくは試合中止となる。ロケット団を撃退した後、ポケモンのダメージがそこまでひどくなかった場合はバトルを再開させるが、ポケモンやトレーナーの体調を見て、翌日に順延することもある。


ゲームとの整合性について

基本的に「アニメのバトル」としての見栄えや物語を優先して、敢えて設定に縛られ過ぎないようにしている様である。また、担当する脚本家によるゲーム関連の知識の有無や拘りにも左右されるようで、ダイパ編等ではゲームでの対人戦を意識した様な戦法を使うトレーナーの描写もあった。


関連イラスト

ポケモンエリ夢「ブロントさん、ネコにこばん!!」ポケモンXY&Z 29話サトシvsウルップ


関連タグ

ポケモン アニポケ バトル

おい、ポケモンバトルしろよ

ポケモン廃人……ポケモン勝負を極めようとする場合こちらに足を踏み入れることが殆ど。

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