CV:石塚運昇(マタドガスに進化してからは、二つの顔の声を毎回別々に収録していた)
概要
- 無印から登場しているコジロウの元祖手持ちポケモンで、AG6話まで非常に長い期間コジロウと行動を共にした。サカキからお歳暮でもらったらしい。
- 「だ~れだ?」でお馴染みCM突入時のシルエットクイズ(アイキャッチ)は2話で早くも登場している。
- エンディングのポケモン音頭のドガースとアーボのパート「ドッドッドガースドドッガドッ(シャア~!)」を子供の頃に聞いて今でも覚えている人は多いだろう。
- 他のコジロウのポケモンのように主人に抱きついたりすることはなく、命令に忠実・従順(実際、ロケット団のニャースに命令された時はアーボと共に「ご主人じゃないから」という理由で無視している)。
- 無印17話「きょだいポケモンのしま!?」でのドガースの翻訳の字幕は、その鳴き声のように間延びしたものだった。
- 無印31話でムサシのアーボがアーボックに進化したのと同時にマタドガスに進化。実は歴代手持ちにおいて、コジロウの手持ちにいた状態で進化したのはこのマタドガスが唯一となる(というのも、ウツボットは育て屋に預けた途中でウツドンから進化、コイキングは逃がした直後に進化しており、更にそれ以降は進化前のまま・未進化である為)。
- 主に逃げる目的で煙幕を使ったり、水上で浮き袋(それ故に水中戦は苦手で61話のハナダジムでの戦いでは水中で出た瞬間に溺れてしまったが)として活用されたり、ムサシに強制レンタルされたりとバトル以外にも様々な場面で活躍。
- しかしムサシのアーボックに比べると、バトルの主力として活躍する回数は少ない。というのも、オレンジ諸島編以降はコジロウの手持ちとして同じくらい愛着のあるウツボットが主力となることが多かったためである。話によっては、煙幕で逃亡するためだけにボールから出されることもあった。
- しかし、サトシのピカチュウやゲストポケモンにやられることが多いため錯覚しがちだが、バトルの実力は十分高く、サトシたちを苦戦させることもままある。得意のヘドロこうげきで相手の視界を奪ったり、無印51話でのひな祭りコンテストではパラセクトなど数々のポケモンを破るシーンがあった(決勝戦でピカチュウに敗れてしまったが・・・)。
- また、無印39話でシャワーズとブースターの2匹に同時に大ダメージを与えるという実力も発揮した。金銀編ではジョウト地方のジムリーダー(アカネ、マツバ、ヤナギ、イブキ)と対峙した際にはウツボットに代わってバトルしている。
- AG6話でポケモンハンターのリョウから野生のドガースやアーボたちをアーボックと共に守るため、涙を呑んでコジロウと別れた。
- 最終章「めざせポケモンマスター」9話では回想で登場。
余談
- 無印56話のポケモン検定試験ではサトシもレンタルポケモンのマタドガスを使用しており、登場時こそ一瞬戸惑った(登場時に呆気にとられていたサトシの表情をトオルは「ポケモンと同じ顔」と評して写真を撮り、サトシに怒られていた。)もののロケット団とのバトルを思い出して戦い、この時も試験官のブースターに勝利している。ちなみに、近くで観戦していたコジロウたちはその戦いっぷりを見てメモを取っていた。
- SM編では、コジロウはコスモッグをドガースの進化前と勘違いして「プチドガス」と呼んでおり、コスモウムに進化後は「カタドガス」と呼んでいた。まぁ、ドガースもコスモッグも「スモッグ由来」ではあるが…
関連タグ
ロケット団のポケモン
- ロケット団のニャース:手持ちでなく団員扱い