自主退学と懲戒退学の説明が足りないな。 現実的には懲戒での退学処分が実施されることはまずあり得ない。 ただし、進路変更という名目で、進路の変更を強力に推奨する（事実上の退学勧告）ことは多く見られる。 世間一般は自主退学なんて甘すぎるというが、実際にはかつて存在した諭旨免職処分と同じで、懲戒解雇にならないだけで事実上の退学処分なんだよ。 減給1/10三ヶ月程度の処分で退職願を出すなんてアホなヤツ、って思う人間がいたとしたらそれは誤解で、退職願を書かなかったら懲戒免職にするぞって脅されてるわけだ。 懲戒となると賞罰の欄に生涯傷がつくことになるから、これは実施する方も相当慎重になる。 その後に検証されたとき（つまり訴えられた時）に説明責任を十分に果たせないとヤバい状態に陥るし、教育委員会への報告も非常に面倒になるから、まず実施しないよ。 自主退学（という名目の進路変更処分）なら、地区の生徒課で話題になる程度だ。