曖昧さ回避
概要
「牛耳」(うしみみ)は、そのまま牛の耳のことで、牛耳のついた作品に付けられるタグである。
主に、丑年に多く見られる。
「牛耳る」(ぎゅうじる)は、組織や団体などを自分の意のままに支配し、主導権を握ることである。
中国の春秋戦国時代、諸侯が同盟を結ぶ際に盟主が牛の耳を裂いて、皆がその血を啜って組織への忠誠を誓い合ったという「左氏伝(哀公十七年)」の故事に由来している。この故事から、同盟の盟主となることを「牛耳を執る」というようになり、そこから転じて、組織などを意のままに動かす立場になることを指すようになったのである。「牛耳る」は、「牛耳を執る」の「牛耳」を動詞化させたものである。