発見と命名
白亜紀後期の地層が拡がる中国山東省の諸城で発見され、2010年に「中国諸城の角のある顔」を意味するシノケラトプス・ズケンゲンシスと命名された。
特徴
シノケラトプスが発見されるまで、アジアでは角のある角竜はウズベキスタンの「トゥラノケラトプス」しか見つかっておらず、この恐竜は角竜の進化の謎を解く重要な存在である。
全長6メートル・体重2トンと北米の多くの近縁種と同じくらいの大きさで、鼻の上の1本角と180センチにもなる頭部が特徴だった。原始的なセントロサウルス類だがカスモサウルス類やプロトケラトプスにも似た特徴も持っていた。