概要
マルタの国の精霊。わたぼうとは対照的に、体毛がピンク色。いたずら好きで国民たちをからかったりしているが、根は結構いいヤツ。DQM1ではミレーユをさらい、テリーがモンスターマスターとなるきっかけを作った。DQM2でもいたずら好きで、マルタの国の王子カメハといつも国民をからかって遊んでいる。が、マルタのへそが壊れたとき、マルタが沈むのを防ごうとしたり、へその代わりを見つけるのが間に合わず沈みかけた時は国民たちが逃げ出す時間を稼ぐとするなど、マルタやマルタの国民たちのことは大切に想っている様子。
カメハ王子と仲良しで、3DS版では、マルタが沈みかけた時、ワルぼうが自身の命を繋いでいる最後の精霊の力を使ってカメハ達が逃げる時間を稼ごうとした際、カメハ王子が泣いたり、マルタが救われた後はワルぼうに抱き着いたりするシーンがあった。
キャラバンハートでもわたぼうと一緒に隠しボスとして登場し、ある転身をすると仲間にできる。
ジョーカー、ジョーカー2には登場しなかったが、プロフェッショナルで再登場。すれちがい通信で乱入するほか、モンスターのタマゴから生まれることがある。
スライムもりもりドラゴンクエストにもわたぼうとゲスト出演した。
能力
使用モンスターとしてはモンスターズ2で初登場。
しかしモンスターズ1のわたぼうに比べ能力にはバラつきがあり、耐性も穴があるなどかなり癖のあるモンスター。
それでも成長の早さはトップクラスで育てやすく、強力な種族であることは間違いない。
キャラバンハートでは能力の高さと成長の速さはトップクラスで、重さも1と非常に軽く、最も使い勝手の良いモンスターの1体。能力だけ見ればもっと強力な種族もいるが、キャラバンハートの性質上、重さが1というのは極めて重要であった。
その後ジョーカー2プロで再登場、すばやさとかしこさが1000まで上がり、常にアタックカンタの特性によって物理攻撃を反射してしまうなど、非常に強力なモンスターとなっている。また、わたぼうは常にマホカンタの特性を備えていたが、能力はワルぼうのほうが高く、呪文攻撃が不遇であったことから、わたぼうよりも強いモンスターとなった。
テリー3Dにも登場。スモールボディ特性となり能力が激減、さらに常にアタックカンタの特性も取り上げられてしまい一気に弱体化。守備力に至っては800から250まで減少。前作では物理攻撃を反射できたが、今作では物理攻撃を受けると即死してしまう。