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倉橋永莉の編集履歴

2014-03-21 01:48:48 バージョン

倉橋永莉

くらはしえいり

「コゼットの肖像」の登場人物。

概要

美術大学に通う学生。

叔父が経営する香蘭堂でアルバイトをしている。

爽やかな風貌の持ち主で、優柔で物腰が落ち着いた青年。


ヴェネツィアン・グラスのゴブレットに映る少女に魅せられ、密かに逢瀬を楽しむようになる。やがてその感情は恋情に変わり人ではない彼女に没頭する。


ある日、骨董品から偶然発見された肖像画により少女の名前がコゼット・ドーヴェルニュと知る。だが永莉はその骨董品を客に売却。気になって客の自宅へ戻った彼が目にしたのは悲惨な光景であった。

売却した骨董品のせいで客は死亡し、更にゴブレットにしか映らなかったコゼットが現れる。

そして“血の契約”を求められ、拒むものの彼女を失いたくないばかりに受け入れてしまう。


学友の真滝翔子に好意を寄せられている他、斎賀由布に差し入れを届けられるなど女性にモテている。しかし永莉本人は奥手らしい。

彼の恋は一途かつ健気なもので真滝翔子がグラスを落としたときは豹変する程怒り、恋敵に嫉妬したりと表現も素直。





ネタバレ

“血の契約”とは呪われし器物達の魂を救う為に永莉自身を断罪すること。

激痛に耐えなければならない苦痛を受け、何故自分がこんな目に遭うのか。何故コゼットに選ばれたのか永莉は疑問を抱く。

それは、コゼットを殺し呪いを生み出した張本人マルチェロ・オルランドと永莉が同じであったから。絵の才能に溢れ、そしてコゼットを愛した。この二つの共通点により永莉は罪を継がなければならない。

永莉はコゼットを一人にはできず、愛に溺れ徐々に身体や精神すら病んでいく。


関連タグ

コゼットの肖像

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