ワルター・フォン・シェーンコップ
わるたーふぉんしぇーんこっぷ
ワルター・フォン・シェーンコップとは、田中芳樹の小説「銀河英雄伝説」に登場するキャラクターである。
(声:羽佐間道夫)
概要
自由惑星同盟軍の陸戦部隊「ローゼンリッター(薔薇の騎士)連隊」の第13代連隊長。個人の戦闘能力は自由惑星同盟軍随一であるほか、陸戦に関してはかなりの戦術家でもある。
その性格は大胆不敵にして毒舌であり、上官と言えども無条件に敬意を払うことは無いため、部下として扱いやすいとはお世辞にも言い難い。ヤン・ウェンリーの部下となってもこの点に変化は無く、ヤンに対しては幾度となく自由惑星同盟政府に対するクーデターを起こして権力を握るように進めている。
また、イゼルローン要塞においては空戦隊のオリビエ・ポプランと肩を並べる女好きで、物語公判では娘のカーテローゼ・フォン・クロイツェルと向き合うことにもなる。
解説
ローゼンリッター連隊は銀河帝国からの亡命者の子弟によって編成されている部隊であり、彼自身も銀河帝国の下級貴族の出身であったが、5歳の時に祖父に連れられ自由惑星同盟に亡命した。
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