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「このうえは私も微力を尽くすとしましょう。永遠ならざる平和のために」


概要編集

声:羽佐間道夫(OVA)、三木眞一郎(Die Neue These)


OVA版Die Neue These
不遜な漢ワルター・フォン・シェーンコップ

グレーとブラウンの間の色をした髪と瞳に、やや尖り気味の顎を持つ、背の高いハンサムな男性。

自由惑星同盟軍の陸戦部隊「ローゼンリッター(薔薇の騎士)連隊」の第13代連隊長。個人の戦闘能力は自由惑星同盟軍随一であるほか、救国軍事会議のクーデターの際に見せた指揮能力など、陸戦に関してはかなりの戦術家でもある。


その性格は大胆不敵にして謙虚さとは無縁であり、上官と言えども無条件に敬意を払うことは無いため、部下として扱いやすいとはお世辞にも言い難い。ヤン・ウェンリーの部下となってもこの点に変化は無く、ヤンに対しては幾度となく自由惑星同盟政府に対するクーデターを起こして権力を握るように促している。

歯に衣着せぬ毒舌が災いしてか、同盟軍内部でも問題児として扱われていた時期があり、ヤンに出会わなければこれほどの活躍はしていなかった可能性もある。良くも悪くも癖のある人材であると言えよう。

また、ヤン艦隊においては空戦隊のオリビエ・ポプランと肩を並べる女好きの漁色家であるが、物語後半で母を亡くした娘のカーテローゼ・フォン・クロイツェルの存在を知り、彼女と向き合うことになる。


ヤンの死後、ユリアン・ミンツフレデリカ・グリーンヒル・ヤン達によって発足した『イゼルローン共和政府』においても彼等と共に在り続けたが、皇帝ラインハルトとの最後の戦いとなった『シヴァ星域の戦い』でラインハルトの旗艦ブリュンヒルトに突入。ユリアンやポプラン達を先へ行かせて自身はローゼンリッターと共に白兵戦を披露し続けていたが、最期に受けた傷が致命傷となってしまう。それでも気概と闘志が衰えることは無く、威圧感を以て敵兵たちを見下ろしながら息絶えた。享年37歳。


死に臨んで言い残せり…わが墓碑に銘は要らじ、ただ美女の涙のみ、わが魂を安らげん、と…

「ふん、どうもいまひとつ、修辞が決まらんな…アッテンボローの青二才に、代筆させた方がまだましか…」

(その後、一人娘の母の名を思い出して息絶える)


能力編集

作中屈指の陸上戦闘に長けた指揮官である。魔術師ヤンの名を銀河にとどろかせた「イゼルローン要塞無血占領」の立役者であり、数々の陸上・白兵戦闘において活躍した。

本人の戦闘力も凄まじく、戦場で数多の首級を挙げたトマホーク使いである。

原作では銀河帝国に逆亡命した先代の連隊長であるリューネブルク少将を激闘の末に倒す、OVAでは相当の精鋭であるはずのオスカー・フォン・ロイエンタールの護衛の士官二人をやすやすと倒すなど、その強さはひたすら強調されている。

また、優れた戦略眼をもったキレ者である。ジョアン・レベロら政界上層部によってヤンが謀殺されかけたときなど、限られた情報から彼らの意図を正確に割り出したうえで謀殺計画をたたき壊し、間一髪のところでヤンを救出する手際を見せた。


解説編集

ローゼンリッター連隊は銀河帝国からの亡命者の子弟によって編成されている部隊であり、シェーンコップ自身も銀河帝国の下級貴族(男爵家の分家)の出身であったが、5歳の時に借金苦が原因で祖父母に連れられ、自由惑星同盟に亡命した。

ローゼンリッター連隊自体は政治的なお飾りとして最初発足したものだが、同盟軍最強の陸戦部隊へと成長し帝国軍を畏怖させるほどの実力を発揮した。

ただし、帝国亡命者の寄せ集めであるためか軍内部での立ち位置は微妙であり、部隊を束ねる連隊長が帝国に逆亡命することも度々あったため上層部からは煙たがられていた。

備考編集

Die Neue Theseでシェーンコップを演じている三木眞一郎氏はOVA版外伝『千億の星、千億の光』でキルヒアイスの小学校時代の旧友『マルティン・ブーフホルツ』を演じている。

関連タグ編集

銀河英雄伝説 自由惑星同盟 ローゼンリッター イゼルローン要塞

カーテローゼ・フォン・クロイツェル

ヤン・ウェンリー ユリアン・ミンツ カスパー・リンツ ライナー・ブルームハルト オリビエ・ポプラン


別名・表記ゆれ編集

ワルター シェーンコップ 不良中年

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