概要
ガオガイガーの必殺技「ヘルアンドヘブン」の負担を減らすため開発されたマルチロボ。六輪戦車形態であるゴルディータンクに変形でき、更に決戦兵器「ゴルディオンハンマー」と「マーグハンド」に分離変形する。ゴルディオンハンマーは、どっからどう見ても「ピコピコハンマー」短期間での超AIを育成するためにGGG参謀の火麻激がモデルとなり、人格のコピーという形で開発されている。少々性格に問題があり、命令無視や独断専行などが目立つが、その判断力と決断力によりGGGの危機を幾度となく救っている。モデルとなった人物が居る超AIだからか、それともゴルディオンハンマーというハイパーツールを運用する関係か、ビークルロボの超AIに施されたアシモフ・プロテクトに縛られずに思考・行動することが出来、他の命の危険にさらす可能性を無視して人命救助を行うことも出来る。ゴルディの名は開発コンセプトであるG-Teck Origin Resisting and Damage control Idea=G.O.R.D.I.が元になっている。
ゴルディータンク
ゴルディマーグの六輪戦車形態。六輪のタイヤはオーバーハングの壁面すら踏破可能となっている。主砲マーグキャノンはゴルディオンハンマーの柄が変形している。
ゴルディオンハンマー
正式名称「グラビティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ツール」。Gツールとも呼ばれる。目標に重力波を限りなく光速に近い速度で衝撃波として伝達し、光エネルギーレベルのチリにまで文字通り粉砕する。ハンマーの制御を行うため、ゴルディーマーグのAIはこちら側に積まれている。ヘッド部分と柄を切り離す機構を持ち、緊急時にはガオガイガー側へと被害が行かないようになっている。核兵器ですら無効にする強力な威力を持つため、使用には二重のセーフティが掛けられており、内閣総理大臣もしくは国連事務総長から委譲された発動承認キーとオペレーターの認証用カードの二つを必要とする。国連事務総長自身が発動承認をする場合、キーは必要ない。開発時には国連(アメリカ)にすら極秘で開発されており、国連から監察の為に派遣されたスワン・ホワイトにすら秘密とされていた。
マーグハンド
対グラヴィティショックウェーブ防御ツール。ゴルディオンハンマーの衝撃波は運用するガオガイガー自身をも半壊にしてしまうほどであり、まともに運用できるものではなく、急遽開発された。プライヤーズが代わりになった事もあったが、大破している。衝撃波緩衝ブロックとしての役割からゴルディマーグは非常に強固なボディを有する事になった。強固なボディにより耐えるだけでなく、Gツールの活断ウェーブが持つ固有振動周波数を緩衝するようにも設計されている。Gツール使用時にガオガイガーの全身が金色になるのは保護用のエネルギーコーティングであり、マーグハンドのGSライドとウルテクエンジンの相互作用により生成される。巨大な右腕の形をしており、ゾンダーメタル摘出用の釘状のツールを2本格納しており、釘抜き状ツールで引き抜く機能も持つ。(ハンマーヘルアンドヘブン)引き抜かれた釘状ツールは抑制されたGツールの活断ウェーブにより光に変換され、ゾンダーメタルは切り離される。
Gツールが不発であったりとマーグハンドを付け続けていても意味が無い場合、普通に切り離す以外にブロウクンマグナムのように打ち出すことも出来る。
シルバリオンハンマー
キングジェイダーが使用した際に通常金色のエネルギーコーティングが、GSライドとJジュエルジェネレータの相互作用により銀色に変化した。ゴルディオンモーターを力技で打ち破る。マーグハンドといった防御ツールは無く、エネルギーコーティングで覆われもしなかったがキングジェイダーは無傷だった。ゾンダーメタルを抜き出すジェイダーヘルアンドヘブンはあいた左手で行い、メーザー砲の砲門にコアがはまった状態になる。(ジェイダーヘルアンドヘブン)ちなみにソルダートJ自身が命名。Jは意外と乗り気だったのかゴルディマーグは勧誘されている。
但しこれは現地で目撃した当事者たちの証言を元にしている情報である為、正式なものではない。
PSソフト「勇者王ガオガイガー BLOCKADED NUMBERS」の第43.2話「金の牙、銀の爪」に登場。