ウォーボンネット

ウォーボンネット(War bonnet)とは、インディアン(ネイティブアメリカン)が被っている帽子。

表記ゆれとして「ウォー・ボンネット」、「ウォー・ボネット」と表記されることもある。

概要

一般的にインディアンが被っているされる帽子。ちなみにウォーボンネットとは、英訳であり

通称で「戦(いくさ)の帽子」と呼ばれているが、和名はこれといって決められていない。

その為、単純に「羽根冠」、「羽根飾り」などと表記されることもある。

今でこそインディアンのステレオタイプの1つとして認知されているが、

元々はスー族、シャイアン族、クロウ族などの通称「平原インディアン」と

呼ばれる部族でのみの習慣であった。

それが「平原インディアン」とアメリカ軍の戦争によって、強く印象付けられ、

見世物小屋などのショービジネスによって世界中に広められ、

インディアンのイメージとして固定されるようになった。

またウォーボンネットはただの装飾品ではなく、羽根の1つ1つに命懸けの大変な手柄に

よって得られるものである。その為必ずしも大酋長などが被るものではなく、

実力がある者が被ることを許されている。