概要
新快とは「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナン(工藤新一)と、「まじっく快斗」の主人公・黒羽快斗(怪盗キッド)のカップリングを指す。
二人は漫画家・青山剛昌が描く異なる二つの作品の主人公であり、文字通り住む世界が違ったが、「名探偵コナン」の作中にて邂逅を果たし、今日ではライバルとして多くのエピソードを共有する間柄である。
本タグは、そんな二人の関係に恋愛感情に類するものが加わえられた二次創作――とりわけ身体的立場の攻め受けが「新一×快斗」である作品に付与されるものである。
特徴
二人で四つの姿、四つのカップリング
工藤新一と黒羽快斗はそれぞれ二つの顔を持つ。新一には体が小学生の江戸川コナンという仮の姿があり、快斗には国際的犯罪者の怪盗キッドという仮の姿がある。それらは彼らの本来の姿とは大きく立場が異なるものである。その差異が影響し、行動の制約・人間関係・その他の要素が大きく変動するため、自ずと姿による組み合わせで二人が見せる物語は傾向と趣の違うものとなる。
ゆえに、工藤新一×黒羽快斗のカップリングには以下の4つの形が存在する。
とはいえ、コナン・新一も快斗・キッドも根本的に同一人物であるため、それぞれのCPは他のCPを含む場合が多くあり、それを明記しないことも多い。また、作中で姿が変化することで多彩なシチュエーションを一度に楽しめる妙も、この二人ならではの魅力と言えるだろう。
新一×快斗
基本的には同年齢の高校生同士として描かれる。しかし、有り体に言って「コナン」や「キッド」でない彼らは「新一」であり「快斗」である。そのため、幼少期はもちろん、未来設定やパラレルなどであっても、素の彼ら同士として描かれている場合は総じて新快の範疇と言える。
なお、この二人(新一と快斗)は原作で出会っているとも出会っていないとも言い難い、不確定な関係である。
原作で出会ったのは、あくまで「江戸川コナン」と「怪盗キッド」であって、新一と快斗ではない。
相手のことを姓・名のどちらで呼ぶのか……など、多くの謎が彼らには山積している。
その謎をいかに自由かつ大胆に、あるいは緻密かつ繊細に推理し描き出すかは、それぞれの二次創作者次第である。