概要
ゲーム『俺の屍を越えてゆけ2』の重要人物。
外天した女神たちには彼の素晴らしさを語りながら一族を小馬鹿にしてくる者も多い(→夜鳥子親衛隊)
その事から一族にとってはお互いどうでもいい存在なのだが、本作の主人公である夜鳥子と深く関わる存在のようだ。
この先はネタバレかつ批判的な発言があります。
作中での扱い
「オレオレオレ、俺だよ!!」
CV:中尾隆聖
安部晴明がいつも引き連れて歩いて煽ってくる鬼頭の本性にして本作のラスボス。
そして夜鳥子の旦那であり、晴明の実父である。
最終決戦で「アスラ」を降ろした晴明を倒すと本性を表し、晴明の体を奪って夜鳥子とストーリー的にどうでもいい一族達に襲い掛かる。
撃破すると一族と晴明を放り出して、嫁の夜鳥子と二人芝居をする。
その際、夜鳥子と同じ時を生きてイチャイチャしたかったという理由で息子の体を奪おうとしたという事を言いだす。
子供を自らの欲望の道具にし、全く反省していないその姿は正に外道・邪悪という嫌悪感を抱かせるものだが夜鳥子はメロドラマで流す。
一族が彼らに怒りをぶつける事は出来ず、全く蚊帳の外で行われる。
そして一言。
「まったくだ…だが、楽しかったよ…」
晴明が一族の仇である事は確かだが……好き放題やっておいてこの一言は彼も一族もあまりに報われなすぎる。
「仮説」
女神NTRに加えてエンディングでの吐き気を催すような茶番劇から、そういう意味では主人公(夜鳥子)共々「ムカツク悪役」としては成功しているのかもしれない。
問題はその夜鳥子が主人公面していて、彼女を恨んでいると言ったら「ちっちゃ」と罵られる事なのだが。
しかし彼の真名は不明だが、インターネット上での「仮説」には晴明が降ろしたアスラとある人物に合わせて「アスラ マスダ」が彼の真名ではないかという仮説がある。
あくまで仮説に過ぎない。お輪が前作の一族を恨んでいたのをチャラにしてやるといったかもしれないくらいに「仮説」に過ぎない。