聖闘少女
せいんてぃあ
聖闘少女とは、漫画「セインティア翔」に登場する戦士達の名称である。
聖闘士の中で、アテナの侍女と戦士を兼業する女性限定の特別枠。
処女神であるアテナの身の回りの世話をするため、「すぐれた素養を持つ純潔な完全なる女子」が数名選出される。
その特性上女子のみしかなれない枠のため、「女であることを捨て去る」必要がなく、一般の女性聖闘士と異なり仮面の掟が適用されないため、全員が仮面を着用せず素顔で活動する。
聖衣のアンダーウェアは白いミニスカート丈のワンピースタイプになっている。
一般の聖闘士同様に厳しい体術と小宇宙覚醒のための修行を積み戦闘も行うが、上記の業務の内容から、家事や料理などのスキルや礼儀作法なども必要になる。
階級との関連については不明だが、本作の設定が原作と同じ時間軸のため本編中では聖闘少女の中には黄金聖闘士はおらず(原作および本作の黄金聖闘士は全員が男性である)、子馬座の響子・翔子、いるか座の美衣については単行本の分解装着図の説明により青銅聖闘士であることが確定している。
また本作の聖闘少女の育成は聖域が裏切り者であるサガの手に落ちているという事情もあってか、翔子以外のメンバーはグラード財団の「特待生制度」という名目でスカウトされた少女達を修行させて就任という形で、聖域とは別動でなされており、聖域の指示で動く聖闘士達と異なりアテナが城戸沙織であるという事実を最初から知っている。
また翔子も沙織と面識のある女性聖闘士マユラが指導しており聖域とは別の育成を受けている。
アテナが降臨しない時代もあるせいか、常に置かれる地位ではないらしい。当代の黄金聖闘士ミロですらも伝説上でしか存在を知らなかった。