「「金色の雛鳥」は俺が捕らえよう」
概要
近界の軍事大国である神の国アフトクラトルに所属する軍人。
大規模侵攻を指揮する部隊の隊長であり、角つき(頭にトリオン受容体を埋め込まれ、トリオン能力を強化された人間)。
ランバネインの兄で黒トリガーを使う。
性格は冷静沈着。ある目的の為に既存のトリオン兵と新型トリオン兵「ラービット」による挟撃や、イルガー5匹によるボーダー本部への特攻を行った。
大規模侵攻の最中、甚大なトリオンの持ち主である雨取千佳を見つけてからは、彼女の捕獲の為に直接戦場へ赴いた。
目的の為に冷徹になれる人間であり、限界に差し迫っていたエネドラの黒トリガーを回収するために敢えて彼の暴走を見逃し、敗北後は彼を切り捨てた。
一方で、有能な人材であれば敵であろうと賞賛しスカウトしようとする一面も存在する。
卵の冠(アレクトール)
トリオンを卵生の生物型のトリオン弾に変換し、撃ちだす能力を持つ。
現時点では「燕」「魚」「トカゲ」「蜂」等が確認されている。
弾には「トリオンのキューブ化」と呼ばれる能力が備わっている。この能力はラービットにも搭載されているが、彼の場合はそれとは比較にならないほどの万能性を見せている。
例)
(1)彼の判断でトリオン弾の非常に複雑な制御が可能(散弾を簡単に避ける)。
(2)トリガー(武器やシールド)のキューブ化。トリオン弾も同様。
(3) キューブからトリオンを搾取し、トリオン体の修復、トリオン弾の補充が可能(今までの戦闘の常識が崩れるほどのチート機能)。
トリオン弾に被弾するとその個所からキューブ化が進行し、最終的には正六面体になる。
似た戦闘スタイルを持つ出水からは、キューブ化の機能はトリオンにしか発動せず、おまけに直接的な破壊力を持たない事から、メテオラなどで破壊した瓦礫などを撤去できないと言った弱点があると判断された。
複雑な攻撃性能と膨大なトリオン弾を放射する事からトリオンの消耗は激しいが、キューブからトリオンを補充できるという反則的な機能を持つため実質無尽蔵に使用できるようだ。