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2MBの編集履歴2014/09/08 02:14:03 版
編集内容:Tokushima EVOLVED -真の姿-

2MB

にめがばいとまたはにえむびー

2MB (にメガバイト、にエムビー等)とは、DDR(とりわけ家庭用)を代表するコンポーザー、浅見祐一 (あさみ ゆういち)の別名義である。

Why do you need KONAMI Original songs...?

          この問いに答え続けていく。

概要

主にNAOKIが作曲した曲に、重低音と声ネタをこれでもかと効かせたリミックスをしている。

その特徴は、原曲のタイトルから連想される『負』の側面を強調しているようなドス黒いアレンジ――いわば『原曲破壊』である。

またそれゆえに家庭用初出・逆輸入のボス曲でもあり、DDR SuperNOVA以前は家庭用のお楽しみのひとつでもあった。

また彼の曲に書かれるコメントはその全てがセンタリングされたものとなっている。

pixivでは、彼の楽曲をイメージした作品にこのタグが付与される。

キャラクターとしての2MB

銀髪薔薇柄のシャツが特徴的。知的な雰囲気が漂う。

しかしこれは『U1(浅見祐一)』としての姿であり、『2MB』としての彼は全身が影のように真っ黒になる。

まさに氏の曲の『黒さ』を体現した姿と言える。

楽曲

PARANOiA KCET ~clean mix~ / DDR 1st

   細かく切り刻まれて再構築されるD.D.R.というパラノイア。

記念すべき1作目。何度も何度も繰り返されるフレーズは妙な不安感をかもし出す。まさにパラノイア。

楽曲が流れてから矢印が出るまでが異様に早いことで当時は驚かれたとか。

ファンの間でのは通称はパラクリ、もしくは主電源。どちらかと言うと後者がメイン。(ヒント:聞けばわかる)

TRIP MACHINE ~luv mix~ / DDR 2ndMIX

   より深く、より狂気へ

背景の一枚絵が『自転車に乗ったまま倒れた子供』、そして冒頭の『Mammy...』からお分かりかと思うが…

テーマは幼児虐待。なぜTRIP MACHINEからそのテーマに至ったかは不明。

思い出したように来る子供の笑い声が不気味。

La Senorita Virtual / DDR 3rdMIX

   「彼は愛をヴァーチャルに求め続ける」

   ソフトウェアプログラムの"彼女"を真摯に愛する"彼"の肖像。

乱暴な言い方をすると、エロゲオタクの曲である。必ず自分を好いてくれる『彼女』に心酔して

何度も何度も『Ooh La Senorita...』と連呼する、間違っているが真直ぐな愛情表現。

ちなみにVirtualの読みはスペイン語読みして「ビルトゥアル」と読む。

ORION.78 (civilization mix) / DDR 4thMIX

   文明が栄え、発展し豊かになっていくことで失われていくものがある。

   文明の暴力に汚されていく高貴なそれは、はかなげな抵抗と共に壊れ、破壊され、そして 朽ちていく。

   文明は何処へ向かうのか...

   大地の恵みが咆吼する。

文明に塗り替えられるように破壊された沖縄の自然を悼んだ曲。背景も原曲では木々などの自然を描いたのに対比して、ビルなどの建物や飛行する航空機などの近代化した(してしまった)街並みの風景が描かれている。

曲終盤でレコードの回転数が落ちたかのようにスローダウンする三味線のメロディが痛々しい。

Healing Vision ~Angelic mix~ / DDR 5thMIX

   止まってしまった鼓動は、静かに、そして力強く、再び時を刻みはじめた。

   夢はまだ終わっていない。再び目覚めるまで。

Healingを『癒し』ではなく『治療』と考えた結果、生観について問う楽曲に変貌した。

規則正しく脈動を刻んでいた心拍計が徐々に不規則になり止まってしまう等、不安要素は相変わらずである。

2MB楽曲には珍しく、曲の終わり方が(素直に考えるならば)救いのある展開となる。

MAX. (period) / DDR EXTREME

   それらは変化し成長し続け、

   そして限界を超え、まだ見ぬ永遠の可能性へ躍動する。

   それは希望なのか破滅なのか。

あまりに高難度化するDDRを憂い、皮肉気味に発表されたリミックス。

PARANOiA KCET以来となるボス曲のリミックスであり、過去との対比からかその『過去のボス曲』PARANOiA(原曲)が操作SE入りで、そしてある程度再現された譜面と共に挟まれる。

また終盤ではなんと600bpmで譜面を踏ませる地帯が有り、目視と反射神経だけでは追う事ができない。

なお、DDRは2002年当時EXTREMEが最終作とされており、日本でSuperNOVAとして復活するまで、3年半のブランクを要することになった。

そのEXTREMEの家庭用に収録された『最後の』隠し曲が、この『period=打ち止め』の名を冠するこの楽曲だったのである。

そのような経緯から、AC版には未だ移植されていない。

だが、すでにこの楽曲をも凌駕するボス曲がいくつか現れたという事実、及び現行のDDRを取り巻く事情から

AC版DDRにおいて何らかの区切りを迎える瞬間にこの曲が姿を現す可能性も僅かながら持ち上がっている。

(NAOKI氏が去り、ナンバリングも捨て去ったDDR2013ACは、それが果たされる時となるのだうか?

Fascination ~eternal love mix~ / DDR SuperNOVA

   姿の見えないあなた(たち)への一方的で狂信的な愛。

   時が過ぎても想いはますます大きくなって、そして永遠に続く。

鳴り響く電話の音、不気味に笑う男の声――つまりこの曲のテーマは『ストーカー』である。

一度終わったものを(しつこく)求めるDDRerに対する、2MBの回答かもしれない。

いわゆる『ヤンデレ』である。

Pluto Relinquish / DDR SuperNOVA2

   絶対的な闇は、ただ広がる星空を見ながら静かに佇んでいる。

   人の記憶からなくなっても、ずっとそこで佇んでいる。

   輪の外の話。

冥王星が惑星から除外されたことを受け、それをDDRの現在の境遇になぞらえた曲。

タイトルの"Relinquish"も「放棄する」といった意味である。

MAX. (period)以降から引き継がれる『高難度化への警鐘』はついに『瞬間最大bpm800』という暴挙に及んだ。

一部のフリーズアロー部分だけとはいえ、そのフリーズアローが超スピードでかっ飛んで行く様はインパクトがでかい。

もはや『ダンス』から除外されている。プレイヤーも。キャラクターも。

何故か略称は『プリン(ルート・リリンクィッシュ)』と妙に可愛らしい。略 称 だ け は

Tohoku EVOLVED / DDR X3

   Our thoughts and prayers are with you.

   今自分たちができること全てを込めて。

2MB初の『NAOKI原曲ではなく』TAG原曲のリミックスである。名義は『2.1MB underground』。

これまでがアーケード初出の曲を家庭版において暗いアレンジをしていたのと対称的に、

この曲は家庭版初出のLondon EVOLVED(Ver.A)を、アーケード初出として明るめのリミックスをしたものである。

曲名とコメント、そして作風から、東北復興の願いを込めたものとなっており。

幾多にも及ぶ苦難(1歩目の急加速、停止からのBPM680、最後の不意打ちetc...)を乗り越えた先に待つ、2MBからのメッセージ。それは……「Pray for All」。

因みに地震と津波を連想させるためか、直前のEXTRA STAGEでWAVEオプションを掛けた場合、この曲によるENCORE EXTRA STAGEが出現しなくなる。

Illegal Function Call / IIDX 20 tricoro

   覆い尽くされる未曾有の脅威

   五感の全てが拒絶と恐れに支配される

   でも前へ

   それでも前へ

初のIIDX書き下ろし曲。フルネームでの名義『U1-ASAMi』はDDR楽曲ですら使用していなかった。

(ちなみにIIDXは楽曲以外でかなり関わっていることが多い。)

タイトルは「不正な関数呼び出し」という意味で、プログラミングにおけるエラーメッセージの一つ。

専用ムービーは五鍵筐体やプレイ画面、収録曲のムービークリップなど、5鍵時代を振り返るような演出となっている。

声ネタに関してはほぼ日本語を使用したとのことだが最初から最後まで意味が繋がっているらしい

Go For The Top / DDR X3 VS 2ndmix

   一人以外は全員敗者

   それでもあきらめるより熱くなれ

KAC2012課題曲として書かれた『U1 overground』名義の楽曲。

BPM変位は180→8回停止→180→減速→74→停止→360→180と譜面はいつもの2MBだった。

しかし曲コメントはそんな果敢に挑戦するプレイヤーたちを励ますかのように熱いメッセージとなっている。

阿波おどり-Awaodori- / ミライダガッキ・REFLEC BEAT colette

言わずと知れた、徳島県を発祥とする盆踊りの一種「阿波踊り」を編曲したものである。

名義は『U1ミライダガッキ連』。

初出はミライダガッキとはしているものの、本稼働前日にREFLEC_BEATに先行収録という形を取った。

メロディは賑やかなお囃子そのものとなっているが、聞き慣れない人にとってはやっぱり不安に駆られる曲調。

譜面は2拍子3連のリズム難となっており、ソフラン+2度のフェイントが入る。

そのため、「隠し切れない2MB臭」「Tokusima EVOLVED」、「祭 JAPAN.(period)」と言った評判が上がっている。

U1本人も曰く「テンポも本当はもっともっと上げたり下げたりしたかった」とのこと。

それはU1というより、2MBです。

そして2014年8月に満を持してDDRにボス枠で移植されたがミックスが若干変わっており、それに伴い前述の「テンポも本当はもっともっと上げたり下げたりしたかった」も思う存分やってやがった。しかも停止ありで。やっぱり2MBでした。

         D.D.R.とD.D.R.を愛する全ての人たちへ

                              thanks.

関連タグ

DDR ボス NAOKI TAG(リミックス元の作曲者)

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