シベリアンハムスター
しべりあんはむすたー
シベリアンハムスターは、ハムスターの一種。
概要
ヒメキヌゲネズミ属の一種である。原産は、中央アジアから北アジアにかけての大草原や半砂漠地帯に生息している。キャンベルハムスターとも呼ばれる。体色が多く存在し、茶系のノーマルカラーからブラック、ホワイト、イエローまたグレーのバリエーション、パイド(斑)等が存在する。目のカラーは黒目、赤目の両タイプがいる。また赤目の個体は視力がほとんどない。シベリアンハムスターの特徴である背中の黒い線は、見た目がジャンガリアンハムスターに似ている為、区別するのが難しいが見分ける方法がいくつかある。
ジャンガリアンハムスターとの違い
1.ジャンガリアンに比べて茶色が強く、腹部は青みがかった灰色である
2.ジャンガリアンより背中のストライプが細くはっきりしている。また、ジャンガリアンは頭上のストライプが菱形に広がることが多いが、この種は頭上も直線である。
3.ジャンガリアンは、日照時間の短い冬季は体毛が白くなるが(個体差がある)、キャンベルは体毛の変化がない。
4.ジャンガリアンに比べて、キャンベルの耳は先がとがった感じで、大きく広がっている。
5.ジャンガリアンに比べて、キャンベルの尾はやや太めでしっかりしている。
6.キャンベルには極稀に生ずるアルビノ以外の有色の毛色でも赤目が存在するが、ジャンガリアンはアルビノを除いて黒目のみである。
つまり、ジャンガリアンとシベリアンは、別の種であることが考えられる。