CV:伊丸岡篤
人物像
メイン職業:武闘家(モンク)/サブ職業〈無法者〉/ビルド:キッカー
ホームタウンの一つであるススキノを暴力で支配し、〈大地人〉や新人冒険者への暴行や略奪、奴隷化などで悪名高い悪徳ギルド〈ブリガンティア〉のギルドマスター。
〈大災害〉直後にススキノに取り残されたセララに固執し、力づくで我がものにしようと目論むが、彼女を保護したにゃん太、および〈三日月同盟〉の依頼で救出にきたシロエたちの連携の前に敗れ、〈ブリガンティア〉のメンバーの目の前で見せしめとしてシロエによって首を刎ねられて(アニメ版では戦闘中にシロエが仕掛けていた罠がトドメとなって)神殿送りにされた。
高い回避性能と手数の多さで継戦能力に優れる前衛盾職〈武闘家〉の中でも機動性に秀でたビルドである〈キッカー〉をハイブリッドに使いこなす等、決して腕前は悪くなかったのだが、単体戦闘能力に優れるが故にパーティ戦でも独断専行しがちで、〈ブリガンティア〉の仲間も自分の手足としてしか見ておらず、巧みに連携をとって互いの戦闘力を引き出して戦うシロエ達の敵ではなかった。
その後もナンバー2だったロンダーグを始めとするギルドメンバーの離反で弱体化しながらもススキノに留まっていたが、アキバから遠征に来たウィリアム・マサチューセッツ率いる戦闘ギルド〈シルバーソード〉によって〈ブリガンティア〉はボッコボコにされた挙句に事実上壊滅させられ、現在はウィリアムの舎弟状態になっている。また、自分の奴隷にしようと〈大地人〉のある女性貴族を誘拐したものの、逆に完全に彼女の尻に敷かれてしまい、現在ではほぼ女房同然の状態となっており、彼女の存在が切掛に大地人への考え方や接し方も改めたようである。
しかしシロエに対するリベンジは忘れておらず、レベル上げや新たな装備を手に入れるための狩りは続けていた。