日本では一人の神として知られているが、中国では三人一組の神々である。
木星を神格化した福星の神、大熊座を構成するミザールを神格化した禄星の神、竜骨座を構成する恒星カノープスを神格化した寿星の神、からなる。
三人の神の名前を合わせると「福・禄・寿」となる。要するにチーム名である。
福星の神は子宝を、禄星の神は財産を、寿星の神は健康と長命の両立を授けると言われている。
カノープス星を司る道教神として他に寿老人や南極老人がおり、同一視されることもある。
日本における七福神には寿老人が含まれるが、同一視によりメンバーに空きができた場合、代わりに吉祥天や猩々が入ることもある。