「いいか、男は『1』と『0』。この数字さえ覚えとけば生きていけるんだよ!」
概要
『銀魂』における若本御大。
幕府の治安組織を束ねる警察庁長官。通称“破壊神”。
公私混同したり所構わず銃を乱射する等、警察のトップとは思えない振る舞いと言動で部下の近藤勲やその他役人達をいつも振り回している。特に娘の栗子関連となると見境はなくなり、相手がテロリストだろうが一般人だろうが容赦は無い。戦闘力もかなり高く、銃一丁で高層ビルに立てこもったテロリストを壊滅させる程である。
破天荒で型破りな面が目立つ一方で“天下のクソ親父”を自称し、路頭に迷った近藤達を拾い上げて真選組として雇ってやったり、娘を救う手助けをしてくれた敵を見逃してやるなど、仁義を重んじる面もある。そのため普段振り回されている真選組の面々からも“松平のとっつぁん”と呼ばれ好かれている。またその面倒見の良さから将軍・徳川茂茂の後見人的な立場も買って出ており、よく将軍を連れて回してはお忍びで遊ばせている(ついでに自分も思いっきり楽しんでいる)。巻き込まれる方はたまったものではないのだが。
一人娘の栗子に対しては人並みに過保護。だが年頃になってウザがられているのは重々理解しており、色々と干渉したい気持ちを抑えながら一人の父親として距離を保つことを弁えるなど、世間の単なる過保護な親父とはその当たりで一線を画している。
以上のように色々と無茶苦茶な人物ではあるが、決めるところはきっちり決めてくれるハードボイルドなクソ親父といえよう。
名前のモデルは松平容保。