以下、本編のネタバレ。
概要
本編では2号(グローイングフォーム)の再来としてツイッターなどで密かに話題とされ、一条が「五代雄介が人知れず戦っているのではないか?」と誤解した新たな戦士。
実は夏目実加が偶然発見したプロトタイプアークルを付けて変身した姿。13年の時を経て誕生した仮面ライダークウガにおける2号ライダー。
未確認生命体4号ことクウガと姿は瓜二つだが、本編では白色の姿しか登場していない。これはプロトタイプだからなのか実加自身の問題なのかは不明。
作中でバルバとライオはこの半人前と評していることから、一応他のフォームを発現する可能性は示唆されてはいる。
とはいえ戦闘力は普通に高く、グロンギを倒せるほどの力は十分にある。
このプロトタイプアークルとは、文字通り本編のクウガで使用したアークルより先行して作られたものであるが、アマダムは不完全なせいで暴走の危険……すなわち凄まじき戦士となり究極の闇をもたらすリスクをはらんでおり、先代の装着者は自決してまでその脅威を未然に防いだ。
しかし実加もその暴走のリスクは回避出来ず、決戦時には究極の闇をもたらす黒き戦士に成り果ててしまった(ただし五代クウガと違い角は短い)。ちなみに本編では東京タワーを超巨大ビーム砲に変えるなど桁違いの力を発揮している。
その後、現れた雄介が変身するクウガと対峙し、そのまま襲い掛かるに至るが、その拳を全て受け止めた上でその雄介から言葉をかけられたことで理性を取り戻し、究極の闇をもたらす前に変身を解除した。
その後このプロトタイプアークルがどうなったかは不明。ただ破壊された描写などはないため、雄介の事例を見るに実加の体内にアークルが残っていると推測される。
ネット(現実の方)ではプロトクウガなどと略称されている模様だが、小説仮面ライダークウガの大いなるネタバレであることから、その存在自体はあまり知られていない。