ロザリー(クロスアンジュ)
ろざりー
CV:石原夏織
概要
パラメイル第一中隊の軽砲兵・17歳。
そこまで自身に力が無いことは自覚しており、力ある者に付き従うことで生き残る事を心がけている。ゾーラ隊長に取り入るなど、いわゆる腰巾着的な存在。ただ、中距離からの火力支援を担当するなど、全くの無能ではない模様。
(パラメイルの操縦シミュレーターを初体験した際には失禁する、ヒルダと関係が険悪なときのクリスに気圧され「はい」、「そうですね」と相槌を打つなど)
ゾーラ亡き後、クリスと共にヒルダの派閥に取り入れられている。
中隊の中で一番口汚く「腐れアマ公」「アバズレ」など昭和のスケバンのような言葉遣いをする。(しかしインパクトという意味では他の隊員のほうが強烈な暴言を放っている)
また中隊のメンバー内で一番金にがめつい面もあり、一人で撃墜スコアを伸ばすアンジュを嫌う理由の一つ。
マーメイドフェスタでは賭け事も行っていたが「トンコツインパクト」という名前の大穴(オッズ307.2倍)の豚に賭けるも失敗して大損してしまう。またサラによるアルゼナル襲撃の時は、基地が壊滅的な被害を受けているのに上記のような小心者にも関わらず他のメイルライダーが稼いでいる事や出撃出来ず収入を得られない事に苛立っている。
ゾーラのレズペットの一人で、隊長であるゾーラを死に追いやり、クリスと共にアンジュに対して敵意を剥き出しにし、ゾーラの敵を討とうとするがやったことと言えば……
１. ロッカーに落書きし、制服を切り裂く→逆にアンジュに制服を切られる。ロザリーの安い給料では制服を買い替えるのもままならず、自分で裁縫するが指を刺してしまう。
２. 手が滑ったフリをしてカレーをぶっかけようとする→隣の目に傷があるノーマに誤爆し、ボコボコにされる。アンジュは避けるまでもなく一瞥しただけ。
３. アンジュの飲み水に下剤を混ぜる→気づいたアンジュに口移しで流し込まれ、自分がトイレに駆け込む羽目に。
４. クリスが見つけた「ブス雌豚の色ボケビッチパンツ」と形容される派手なパンツ（これを見た時、なぜか顔を赤らめていた）を廊下に貼り出してアンジュに恥をかかせようとする→実はエルシャのパンツだったため彼女にボコボコにされる。
小心者ゆえのスケールの小さい子供っぽい嫌がらせを繰り返すが、ことごとく撥ね退けられたり裏目に出て、逆に自分がダメージを受ける羽目になる。
ただ、唯一１.だけは、アンジュがボロボロの制服で基地を歩きまわっているところをエマ監察官に咎められた際「監察官殿は虫に裸を見られて恥ずかしいと思いますか？」と自虐を込めて切り返したため、それを聞いた他のノーマの反感を強めた効果があった。
その反面戦闘中はドラゴンそっちのけでアンジュを背後から撃つなど本気で殺しにかかっていた。
その後、クリスと共にヒルダの派閥に取り入れられ、嫌がらせを続行。
モモカがアンジュに会うためにアルゼナルに侵入した際は、クリスやヒルダと共にモモカの処刑の可能性をアンジュに聞こえる様に噂をしていたが、それが仇となり、戦闘中にアンジュ（ヴィルキス）に機体を蹴られ、手柄を根こそぎ取られるという仕返しをされた。
しかし第7話ではアンジュの活躍で命を救われ、多額の報酬も手に入った事で彼女への態度がかなり軟化し、逆にヒルダとの関係が微妙になってしまう。
その後、ヒルダがアルゼナルへ脱走してしまうが、自分やクリスに黙って脱走をし、独房に入れられていたヒルダに心配するなど、ヒルダを見限ったクリスとは違い、彼女への思いは消えていない面が少なからずあった。しかし第1中隊の人数減によるシフト変更で出撃できなくなり収入がなくなった苛立ちからヒルダとアンジュを脱走姉妹と評した。
しかしジュリオによるノーマ殲滅作戦における戦いの中でヒルダの仲間に対する態度がクリスともに再びヒルダをリーダーと認めさせ、共に飛び立とうとした瞬間生き残りの兵士がクリスを狙撃。瀕死の重傷を負ったクリスはハウザーとともに転落する。激昂したロザリーは無人機に対して奮戦するがエンブリヲによって蘇生したクリスの生存を確認できないまま唯一生き残ったヒルダとともにノーマの旗艦となった潜水艦・アウローラに合流する事になる。
余談
上記のようにロザリーのセリフはCVの石原夏織の世代では使わない古い言葉が多いためネットで”銭ゲバ”などの言葉の意味を調べていることをネットラジオで告白している。