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末摘花の編集履歴2015/01/18 17:59:30 版
編集者:撫子
編集内容:源氏物語の追記

末摘花とは

  1. 紅花の古名。
  2. 源氏物語第6巻の巻名で、光源氏と関係を持つ女性のうちのひとり。
  3. 源氏物語第6巻を基にした歌舞伎の演目の一つ
  4. 川柳集「誹風末摘花」。1776年~1801年刊行。

紅花

紅花の古名。万葉集などに見られる。

ベニバナの花を摘む際、茎の先端にある花を摘み取ることからこの名がついたとされる。

また、外側(末)の開いた花弁から順に摘んでいくためとする説もある。

源氏物語

源氏物語第6巻の巻名で、光源氏と関係を持つ女性のうちのひとり。

常陸宮の娘で、容貌は醜いが、古風で実直な性格をもつ。美しい黒髪を持つ。

父が早くに亡くなっため、住んでいた屋敷が荒れ果てるほど困窮していた。

源氏も当初は彼女の容姿に驚くも、彼女の境遇に同情し援助をする。

その後、源氏忘れられた時も、彼を信じて待ち続ける。

純真で一途な心根に感動した源氏は彼女を二条院に引き取り、妻の一人として平穏に過ごした。

川柳集

似実軒酔茶編集の川柳集「誹風末摘花」。初編は書肆花屋久次郎編。1776年~1801年刊行。

川柳評前句付「万句合」の中から、性的風俗を扱った末番句(すえばんく)、いわゆる「バレ句」を選び出し、一句立として集めた艶句集。「末摘花」は末番の花を摘み集めたという意味のシャレた書名である。

4編合計2331句。大正末年に沢田五猫庵の手により、八編までが追加編集されている。

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