末摘花
すえつむはな
ベニバナの古名。あるいは源氏物語に登場する女性。
源氏物語
源氏物語第6巻の巻名で、光源氏と関係を持つ女性のうちのひとり。
常陸宮の娘で、容貌は醜いが、古風で実直な性格をもつ。美しい黒髪を持つ。
父が早くに亡くなっため、住んでいた屋敷が荒れ果てるほど困窮していた。
源氏も当初は彼女の容姿に驚くも、彼女の境遇に同情し援助をする。
その後、源氏忘れられた時も、彼を信じて待ち続ける。
純真で一途な心根に感動した源氏は彼女を二条院に引き取り、妻の一人として平穏に過ごした。
すえつむはな
ベニバナの花を摘む際、茎の先端にある花を摘み取ることからこの名がついたとされる。
また、外側(末)の開いた花弁から順に摘んでいくためとする説もある。
源氏物語第6巻の巻名で、光源氏と関係を持つ女性のうちのひとり。
常陸宮の娘で、容貌は醜いが、古風で実直な性格をもつ。美しい黒髪を持つ。
父が早くに亡くなっため、住んでいた屋敷が荒れ果てるほど困窮していた。
源氏も当初は彼女の容姿に驚くも、彼女の境遇に同情し援助をする。
その後、源氏忘れられた時も、彼を信じて待ち続ける。
純真で一途な心根に感動した源氏は彼女を二条院に引き取り、妻の一人として平穏に過ごした。