概要
特車二課の実質的な責任者で、第二小隊の「活躍」ぶりに、いつも頭を痛めている。
かつて自衛隊技術研究科と民間企業を中心に開かれた「多目的歩行機械運用研究準備会」(通称「柘植学校」)に本庁より出向し、警視庁のレイバー隊創設に関わった功労者である。
キャリア組として入庁し「警視庁きっての才媛」と呼ばれた人材であったらしいが、とある不祥事により出世コースからは外れている。その後劇場版2では警部に昇進し、特車二課課長代理を務めている。
長らく同僚である第二小隊長の後藤喜一とは年季の入った夫婦といった間柄であるが、それ以上の進展はなかった。劇場版2でそれにある種の結末が用意されている。
ちなみに、漫画版の初期では名前を「南雲忍」と全て漢字書きにした張り紙が二課棟内に存在する。
実写版では、(劇場版2内の事件終結後に)警視庁を辞し、難民高等弁務官事務所のスタッフとして中東の難民キャンプで働いているとの噂がシバシゲオの独白内で語られている。(実際にはUNRAR [The UN Relief Agency for Refugees 国連難民救済機関] に属していた。実写短編シリーズ第7章には何らかの形で登場する事が示唆されている)
『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』の第七章(2theMovieの続編)に南雲しのぶがシルエットのみ登場している。
なお、声優は榊原良子。