ATM-FX1
青の騎士ベルゼルガ物語第一部のラストから登場する、ギルガメス軍の次期主力機であるミッド級FX(フェックス)-AT。量産機でありながらストライクドッグに匹敵する性能を実現している。
用途によって3タイプに分類される。タイプによって全然別の機体に見えるが、下半身が共通している。
グリーンバージョン
標準タイプ。本編では用済みとなったキーマ・センクァターが搭乗させられ、ケインのクローン体「K'」の操るレグジオネータの見せ場として餌食にされた。
左腕にアイアンクローを装備しているが、これは元々『デュアルマガジン』にてプラモデル「1/35 ストライクドッグ」の改造例として作成された名残。
余分な装備がない分、他のタイプより出力重量比に優れているとのこと。
レッドバージョン
砲撃戦タイプ。本編には登場せぬ。
3タイプ中、最も異彩を放つ機体。頭部がハッチと一体化しており、胸部にある2挺の機銃と合わさって見た目はトータス系に近くなっている。
背面に50㎜ガンランチャーを2門装備している。
ブルーバージョン
白兵戦タイプ。メルキア製のパイルバンカーを持つ。3機のみ存在する、VR-マキシマを搭載した機体は「ゼルベリオス」と呼ばれる。
本編に登場するものはすべてゼルベリオスで、そうではない機体は出てこない。
ゼルベリオス(ケイン機)
ATに乗りたくない主人公が人から貰った物を放置していたが、泥棒されて、結局取り返すまでに泥棒本人、新しい仲間、再会したヒロインなどが死んでしまった。
主にW-1軍団と、パイロット共々ボロボロになるまで戦いを続けたが、レグジオネータとの戦いで破壊された。
ゼルベリオス(ゾクサーネン機)
ロリンザーの部下ゾクサーネンの機体。ケインを追いつめるが、決死の戦いの末に敗れる。
ゼルベリオス(ロリンザー機)
メルキア騎士団計画を推進・決行してバララント・ギルガメスのほとんどの人間を抹殺した、物語の(一応の)黒幕であるトンデモ男ロリンザーの機体。
正気に返ったロリンザーだが再びレグジオネータに操られ、ケイン・マクドガルのテスタロッサに試し斬り(試し刺し)されるためだけに登場した。