日本のロックバンド。1992年にデビュー。通称「ミスチル」。
概要
日本の音楽業界ではB'zに次ぎ、2番目に高いトータルセールスを持つ。
シングルではダブルミリオンが2作品(「Tomorrow never knows」、「名もなき詩」)あり、他にはCHAGE&ASKAしか達成していない快挙である。
邦楽業界において多大な功績を残しているバンドであるが、ボーカルの桜井和寿氏は音楽で物事を競う事を嫌っているため、「レコード大賞」や「紅白歌合戦」といった行事には否定的である。
ただ、前者は2004年に、後者は2008年にそれぞれ一度だけ出場している。
2008年9月の「HANABI」を最後にCDでのリリースや地上波でのTV出演は一切していない。
だが、2009年に配信限定で新曲「fanfare」をリリースしたり、フェスには頻繁に参加するなど現在もなお積極的な活動をしている。
2010年明けにはジュビロ磐田の名波浩引退試合で桜井氏が君が代を熱唱している。
同年9月には「es」以来15年ぶりとなるドキュメンタリー映画、「Mr.Children / Split The Difference」を公開した。
メンバー
- 桜井和寿(Vo.&Gu.) 1970年3月8日生まれ
- 田原健一(Gu.) 1969年9月24日生まれ
- 中川敬輔(Ba.) 1969年8月26日生まれ
- 鈴木英哉(Dr.) 1969年11月14日生まれ
記録
- 邦楽アーティストシングル・アルバムトータルセールス第2位。1位はB'z。
- 歴代ミリオンセラー獲得数シングル部門第2位(10作)。1位はB'z(15作)。
- 歴代ミリオンセラー獲得数アルバム部門第2位(11作)。1位はB'z(19作)。
- オリコンチャート首位獲得数シングル部門第3位(29作)。1位はB'z(42作)、2位は浜崎あゆみ(35作)。また、初の首位獲得となった「innocent world」から未だに連続首位獲得記録は途絶えておらず、現在も更新中。
1994
- 「innocent world」が1994年年間シングル売上第1位。
- 「Atomic Heart」が1994年年間シングル売上第3位、1995年年間シングル売上第6位。アルバム売上歴代第12位。当時(94年~95年)は最も高い売上だった。
1995
- 「Tomorrow never knows」が1995年年間シングル売上第4位。シングル売上歴代第7位。
- 「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」が1995年年間シングル売上第4位。ノンタイアップシングル売上歴代1位。
1996
- 「名もなき詩」が1996年年間シングル売上第1位。歴代初動売上シングル部門第1位(120万枚)。シングル売上歴代第12位。
- 「花-Memento-Mori-」が1996年年間シングル売上第5位。
- 「深海」が1996年年間アルバム売上第6位。
1997
- 「Everything (It's you)」が1997年年間シングル売上第8位。
- 「BOLERO」が1997年年間アルバム売上第2位。アルバム売上歴代第14位。
1999
- 「DISCOVERY」が1999年年間アルバム売上第10位。
2002
- 「IT'S A WONDERFUL WORLD」が2002年年間アルバム売上第6位。
2003
- 「HERO」が2003年年間シングル売上第9位。
2004
- 「Sign」が2004年年間シングル売上第2位。
- 「掌/くるみ」が2004年年間シングル売上第5位。
- 「シフクノオト」が2004年年間アルバム売上第2位。
2005
- 「四次元 Four Dimensions」が2005年年間シングル売上第3位。
- 「I❤(LOVE)U」が2005年年間アルバム売上第8位。
2006
- 「しるし」が2006年年間シングル売上第5位。
2007
- 「旅立ちの唄」が2007年年間シングル売上第8位。
- 「HOME」が2007年年間アルバム売上第1位。
2008
- 「HANABI」が2008年年間シングル売上第6位。
2009
- 「SUPERMARKET FANTASY」が2009年年間アルバム売上第2位。