概要
『銀魂』原作の第517訓にて村塾時代の幼い銀時から発せられた、少年誌ギリギリの衝撃発言である。
原作が「将軍暗殺篇」に突入し、待ちに待った高杉晋助と坂田銀時の因縁の剣戟が幕を開けた。
激しい戦闘のさなか場面は村熟時代の回想に入り、吉田松陽に出会う前の高杉と桂が描かれている。
当時、名門講武館に入学したものの同門に嫌気が差して鬱屈した日々を送っていた高杉は、突如出逢った吉田松陰と坂田銀時を「俺より強い奴」と評し、銀時には自身が勝つまでと幾度も勝負を挑んでは惨敗していた。
そうして毎日傷だらけにされながらやっとのことで銀時から一本をとると、松下村塾の門下生達は同門である銀時そっちのけで、道場破りである高杉の健闘ぶりを讃えた。それに照れる高杉とすっかり彼に好感をもった子供達が和気藹々とする一幕を見せられ、敗北の悔しさと放置という仕打ちの余り銀時は怒鳴る。
「誰の応援してんだそいつ道場破り！！道場破られてんの！！俺の無敗神話（しょじょまく）ブチ破られてんの！！笑ってる場合かァァ！！」
少年誌に掲載していいのかとか、どこでそんな言葉を覚えたのかといった疑問より、一部のファンにもっと別の衝撃が走ったのは言うまでもないかと思われる。
改めて説明するが、これはガチの公式である。
原作者の秀逸すぎる台詞回しには毎度舌を巻かれます。
