概要
不吉とされる男性艦が多く集まる通称「はきだめ鎮守府」に飛ばされた荒磯提督と艦娘たちとの日常を描いた作品。
艦娘の男体化にはじめ、ざさ氏独自の創作要素が強い作品となっている。
飲酒や喫煙・艦同士、艦と人との性行為描写などアングラな作風も特徴のひとつである。
登場人物
はきだめ鎮守府
荒磯提督
本作品の提督。三十代後半。
怒鳴り声が46センチ砲並みにデカく、女性関係にだらしがない。
自分を慕う黒潮に対して可愛がると同時に弄ぶような言動や行動をとる。
キャビン・マイルドを愛飲。
秘書資格を持っている駆逐艦。提督に恋愛に近い感情を抱いているが、本人はまだその気持ちに気づいてはいないようだ。
過去の記憶をなくし、深い心の傷からたびたび幻聴・幻覚を見る。
男性艦。龍田と肉体関係を持っている。龍田へのとことん報われぬ恋心を抱いている。
本当は煙草は好きではないが龍田に合わせてラッキーストライク・メンソールを吸っている。
いわゆるビッチで、鎮守府内であらゆる男性と懇ろになっているが、意中の相手である荒磯提督とそのような行為に及んだことはないようだ。
男性関係のトラブルではき鎮へ、腹に手を当てるのが癖。
前に所属していた鎮守府で付き合っていた男性から教えてもらい、グダン・ガラムを愛飲。
天龍のメンソールは好きではない。
大破し死にかけていたところを雄型のレ級に保護され、彼に求愛され強く慕われる。
いつも元気いっぱいだが、軽い盗癖の持ち主。
伊勢に家族同然に可愛がられ、男性艦日向と相思相愛の間柄。
はき鎮の良心。皐月と男性艦日向を家族同然に愛している。
男性艦。皐月に一目惚れ。同じ男性艦の赤城と仲が良い。
はき鎮独自設定である「死神」のひとつ。
海で死ぬものの死神、司るのはひまわりの花である。
海で死んでゆく者の目には海上にひまわり畑が見えるようになる。
艦でも人でもないようだ。
男性艦。雪風は死神ではないと信じて雪風を守ろうとするが
当の雪風からは「つれていく対象」として見られていることを知らない。
男性艦。真面目で黒潮を守ろうとし、荒磯に敵意を抱くが
真面目であるがゆえに誰も守れない男であり、雪風から「かわいそう」と見られている。
「死神」のひとつ。
陸で死ぬものの死神、司るのは曼珠沙華である。
陸で死んでゆく者の目には地平線に曼珠沙華の花が見えるようになる。
雪風とは敵対関係にあたる。
すでに故人である「将校殿」を慕い、彼の愛飲であった煙草、ピースを吸う。
ヒステリックな部分を持つが、暴走する北上を止められる数少ない存在
一度北上と事故のような肉体関係を持ってしまっている。
男性艦。根っからの戦闘狂であり、はらわたがはみ出しても戦うのをやめない。
大井と一度だけ肉体関係を持つ。
雌型レ級にその強さから気に入られている。
痴女。SとMのふり幅が異常。頭にほぼ常に「きらきら」を刺しており、その副作用と無謀な戦闘行動のせいで脳や身体に重大なダメージを受けており、瞳孔にひまわりが映っている。
龍田とはお互いに同族嫌悪からか嫌い合う間柄。
鎮守府外
鎮守府外の人間で、荒磯の恩師の秘書艦でありケッコン艦。
鎮守府外の人間でたまに荒磯の元を訪ねる。彼と肉体関係がある。
年上のおじさまに教えてもらったパーラメントを愛飲。
記録する者と呼ばれる謎の者たち。本当は黒潮たちと仲良くなりたい。
隼鷹に対して恐怖感を持っている。
男性艦。記録する者と呼ばれる謎の者たちのひとり。
龍驤に恐怖感を持たれ、たびたびちょっかいをかけるあきつ丸からも怖がられている。
アークロイヤル・パラダイスティーを愛飲
バー・バビロンにいる女神さま。
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