THいじめ
たいほういじめ
THいじめとは、「艦隊これくしょん」の艦娘の一人、装甲空母・大鳳がいじられている様子である。
概要
装甲空母・大鳳は、他の正規空母たちと比較して非常に慎ましい胸部装甲の持ち主である。
二次創作関連ではこのことに関していじられることが多く、他の空母勢に挟まれたり、深海棲艦に挟まれたりして涙目になっている有様がしばしば見られる。
同じようにいじられる空母仲間としては、龍驤(RJいじめ)、瑞鳳(ZHいじめ)が存在する……が、両者はそもそも史実でも搭載数36~42機程度の軽空母。大鳳は基準排水量29,300トンの正規空母であり、メイン画像にある通り輪をかけて容赦ないことに。
更には正規空母仲間の瑞鶴(ZKいじめ)はメディア等で「その他の正規空母よりは小さいが大平原ではない」等のフォローが入っていたり増量されていたりするので、何のフォローもないのは本当に大鳳1人という有様である。
史実でも……?
太平洋戦争開戦時の命名規定では、航空母艦は「鳳・龍・鶴・鷹・隼などの字が使われる瑞祥動物」とされていた。
が、実際にはその中でもある程度の法則があった。
「鳳」の字は祥鳳型の3隻に充てられており、つまり海軍の正規軍艦以外の補助舟艇からの改装艦につけられていた。
正規空母は「鶴」と「龍」どあり、特に翔鶴を嚆矢として大型空母に「鶴」、蒼龍を嚆矢として中型空母に「龍」を充てていたようである。
突然なんで大鳳が「鳳」に飛んだのか不明。
ちなみに、「鷹」は海軍以外の船舶からの改装空母につけられていた。
鳳翔と龍驤は試行錯誤期の建造なので、この原則が成立する前の存在である。
他にも中型空母とは言いがたい龍鳳になぜか龍の字が使われていたり、改装空母ではない正規空母であるはずの天城や葛城は地名由来だったりと、この命名法則はさほど厳密には用いられていなかったようだ。