絶対音感
ぜったいおんかん
自身が持つ絶対的な基準により音の高さを識別する能力のこと。
概要
ある音を出した時に、即座にその音の名前を言い当てることができたり、ずれている音を瞬時に識別したり、音楽を耳で聞いただけで楽譜を再現し、演奏してしまう能力として知られる。
あくまでも人間の感覚であるため同じ絶対音感を持つと言っても個人差がある。
0歳から4歳までの間に音楽教育を受けることでしか身に着けることができない能力であり、音楽の演奏や作曲の際に有利になる才能である(ただし、著名な音楽家の中で絶対音感を持たない演奏家や作曲家も多くいる)。
「音楽に強い才能」ではある反面、「音楽にしか使えない才能」であるうえに場合によっては日常生活に支障をきたすことがある能力でもある。