新世界秩序とは、ニューワールドオーダー(New World Order)の訳語で、原語は1ドル札に書いてあるラテン語Novus Ordo Seclorum(ノウスオルドセクロールム)、と言うことになっている。「新時代の秩序」の意であるが、いいんだよこまけぇこたぁ。
起源
初出はH・G・ウェルズによるものである。ウェルズは主権国家の完全な根絶と、少数のエリートによる世界規模での全体主義体制を通じた地球管理を訴え、1940年に出版した『新世界秩序』(New World Order)にまとめた。これが新世界秩序構想の起源である。
解説
現在進んでいる新世界秩序に向けた動きは、主に冷戦後に活発化したものである。
冷戦後、アメリカ合衆国第41代大統領(1989年-1993年)ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュは、1990年の9月11日――ペルシャ湾岸危機が起きて一ヶ月目のこと――連邦議会で「Toward a New World Order」(新世界秩序にむけて)という題名で演説を行なった。
「国連の設立時に思い描かれていたように、こうした混乱の時代であればこそ、国連を中心とした新世界秩序の出番である。われわれは、またとない異常な時を迎えている。今回のペルシャ湾の危機は、もちろん重大な問題であるが、それと同時に、このまたとない機会を利用して、協力の時代へと移行することもできるのだ。今まさに、新世界秩序の生みの苦しみが始まっている。それは、今までわれわれが知っている世界とは、まったく違う世界だ」
その後の91年2月、米大統領も参加して西ドイツで開かれたBrandt commission(ブラント委員会)の議事録より「McAlvany report(マクアルバニーレポート)」に報告された定義は"世界の通貨と産業を統制するための超国家的権力。石油の生産と消費を管理する国際機構。ドルに代わる国際通貨。自由主義諸国、共産主義諸国が等しく利用できる基金作りをする世界開発基金。新世界秩序の命令を行使する国際警察力"である。
その後、「九月十一日!モルモン教がマウンテンメドウズで逆切れして迫害した州からの移民を虐殺した日!」とか11に関するいろいろを言わないといけないが、言うと黒いヘリコプター(繁殖とかするらしい)をけしかけられるらしい。
リアクションする人は、アメリカの「とにかくロビイストとっ捕まえてロビー活動かませばアメリカへどんな法案でもかませられる」というオープンな状況に基づき、本当に新世界の秩序をかましてしまおう、国際的な観点から「民主的」なアメリカをぶち建てよう、とかの発想を出さない。