ロリ・オタ・プーの三拍子そろった日本に掃いて捨てるほどいる典型的駄目人間、大森カズフサに愛をあてがうために舞い降りた自称・天才天使ラブやん。しかし、カズフサに彼女を作るため悪戦苦闘しまくるも結局だめだめというお話。
概要
月刊アフタヌーンにて連載中。田丸浩史の連載作の中では最長の作品。
出版コードギリギリの下ネタ、嫌な意味でリアリティのあるニート描写、田丸氏得意の秀逸すぎるセリフセンスからカルト的な人気を誇るギャグ漫画である。ギリギリセーフどころか思いっきりセウトなネタを平然と使うため、全メディア黙殺の扱いを受けている。
ラブやん
ラブ時空からやってきた自称・愛のキューピッド。カズフサの担当になる前は優秀な天使で数多のカップルをくっつけてきたのだが・・・・いまやフサさんにあてられたのか輪をかけたダメ人間、もといダメ天使に。目的のためには手段なんてこれぱっかしも選ばないタイプの人間であるため「お前ホントにキューピッドか？」と言われることもしばしば。
カズフサ
ロリ・オタ・プーの三拍子そろった典型的なダメ人間。小五の萌ちゃんにマジボレしたり、警察に罰金されちゃうレベルのお宝本持ってたり、オナホール好きだったり、時空を超えた大アドベンチャーしちゃったりする素敵な人。ラブやんに鍛え上げられマッチョな体になったり、ロリータの気配（通称・炉気）を感じ取ったりと無駄に常人離れした能力を持っている。決して悪い人じゃないんだけどねェ・・・。
ちなみに最初の頃は２５歳だったが、物語が現実と同じ時を歩んでいるため今や三十路童貞ニートという洒落にならない状況。
おお・・・おお神よ、コイツ、ダメ中のダメ人間・・・。
天使長
本名・メテ・ルー。名前で呼ばれることは殆ど無い。ラブやんの上司でエリートキューピッド。見た目はロリだが大の男（マッチョ）にも勝てちゃうほどの腕っ節の持ち主。運命の赤い糸を操ることが出来るので思いのままにカップルをくっつける事が出来る。
この能力は強力で、彼女にイタズラしようとしたカズフサはちくわと番にされてしまった（ちくわに”ひさ子”と名前をつける程に愛してしまっていた）。
ジャモジさん
猟奇的な料理が得意な料理人でカズフサ達の行きつけの店「本場アメリカン」の店主。その容姿はどっからどうみても某アンパン男の生みの親にしか見えないが、気にしちゃ負け。明らかに間違ったアメリカ料理を得意としており、ラブやんをして「惨殺体か食べ物か区別しづらい」と言わしめる程インパクト溢れる料理を作る。
そういった若干サイコな点を除けば、真摯に料理を愛する粋な江戸っ子かつワイルドなナイスガイである。
ちなみに料理に命を捧げすぎたためか、四十超えてるのに未だ童貞。
ヒデヒコ
本名・橋本ヒデヒコ。実家の本屋を手伝ってるがそれ以外は基本的にカズフサと一緒のダメ人間。物語に登場してきた人外っ娘達の面倒を見ている器のデカイ男だが、気付けば自分以外人間がいないという羨ましいんだかなんなんだかな状況に。物語が進むにつれ出番が少し減っているが、田丸氏曰く「描きやすいんだけど彼とカズフサ並べたら痛いだけの漫画になっちゃう」とのこと。仕方ないね
みのっち
ラブやんの後輩キューピッドでヒデヒコの担当。虎視眈々とラブやんや天使長に対し下克上を果たそうとする野心家なのだがうまくいった試し無し。酔った勢いでヒデヒコを性的な意味で襲った肉食獣でもある。
