CV:大塚明夫
概略
自由惑星同盟軍最後の宇宙艦隊総参謀長である。前任のオスマンが脳梗塞で倒れたため、副参謀長から昇格、その直前は士官学校の教授をしていた。容姿がまるで軍人に見えず、学生からは「パン屋の2代目」とあだ名されたいた。
しかし、能力は末期の同盟軍としてはもったいないほど優秀で、戦略家としてまたアレクサンドル・ビュコックを支える戦術家として同盟の崩壊を食い止めようとした。バーラトの和約以降は退役したビュコックに代わって、宇宙艦隊司令長官代理となるが、帝国の再侵攻に際して現役復帰したビュコックと共に同盟軍としての最後の戦い、マル・アデッタ星域会戦にのぞみ、老齢のビュコックを支え圧倒的な帝国軍に対し、善戦するも及ばず、皇帝ラインハルトの降伏勧告に対し「民主主義に乾杯」とグラスを掲げ、民主共和主義に殉じるのであった。