CV:粟根まこと
14話「急げ風のように」15話「どうにもとまらない」に登場。
概要
難波金満(なんばきんまん)高校生徒会長であり、宝多財閥の御曹司。
ど派手なトラ柄の服を羽織り、前歯は「ZENI」と書かれた金歯。
コッテコテのステレオ関西弁を話し、金に物を言わせて市民を支配している。
本能字学園の大規模作戦「三都制圧襲学旅行」にて、
大阪へ差し向けられた猿投山渦率いる大阪地区制圧襲学旅団と交戦。
神戸と京都が本能字学園の旅団に圧倒される中、彼の高校(と武装市民)のみが唯一善戦を繰り広げた。
ヌーディストビーチから極制服に対抗するための技術提供を受けていたが、結果として彼らを誘い出すエサとして鬼龍院に利用される形に。
とにかく金金金の男であり、彼率いる難波金満高校は、機関銃で紙幣を弾丸として撃ち出すという驚きの攻撃手段や、金をバラまいて市民を戦わせるなどして制圧襲学旅団を苦戦させた。
(ちなみに彼等が武器として使っていた兌換(だかん)紙幣というのは金や銀と直接引き替える事の出来る紙幣で、日本でも使用された例がある)
鬼龍院財閥の令嬢たる鬼龍院皐月とは知り合いで、小学校卒業祝いの演芸会以来の再会を果たす。
印象こそ悪かったが、互いに顔も覚えていた。
本編での活躍
金で集めた市民が皐月の気迫で逃げ出して孤立無援になり、対本能寺機動兵器「道頓堀ロボ」で巻き返しを図ろうとするも、伊織によって届けられた新型極制服「剣の装・更改」を身に纏った猿投山に敗北。
ロボのカニ味噌噴出口(多分あの穴に直結)に突きの連打を食らい、バラの花散る無残な最期をとげた。
第20話「とおく群衆を離れて」でまさかの再登場。
宝多財閥の資金を根こそぎつぎ込んで造り上げたヌーディストビーチの旗艦「裸の太陽丸」の出航をサポートし、皐月奪還に向かう彼らを見送った。皐月いわく、宝多財閥の発端は造船業だったようだ。
余談
少ない登場数ながら人気の高いキャラであり、とりわけ何故か海外視聴者に愛されている様子。
再登場時はその喜びの声で4chanのスレが幾つも消化されたそうな。
ちなみに、「声を当てている粟根まことさんと、このキャラクターの顔がソックリで驚いた!」
とキルラキルラジオにて洲崎綾が語っている。
アニメ版大江戸ロケットに登場するキャラクター「赤井西之介」も、舞台版で同キャラを演じた粟根まことをモデルにデザインされている。