「ボクの起こす風で、王子を導いてみせる。」
概要
千年戦争アイギスに登場するユニットの一人で、クラスは「後衛戦術家」。
レアリティはゲーム内最高ランクの「ブラック」である。
イラストレーターはフジヤマ氏(フジヤマタカシ名義)。
外見はゲーム内でもトップクラスの幼さを誇る幼女。よく見るとイカ腹に見えなくもない。
ちなみにそんな彼女でも王子はお構いなしにコトを行う。流石王子。
髪の色は銀髪で癖っ毛のショートカットであるが、側頭部ぴょこんと突き出た部分がある。
その先端は茶色くなっており、見ようによっては犬耳っぽく見える。
その外見や『後衛』軍師というクラス名なども含めて戦闘は不得手でサポート中心のキャラクターに見える・・・が
戦闘力
肝心の戦闘能力であるが、一言で言い表すと凄まじく強い。
以下に彼女のユニットとしての特徴を記していく。
常時ダブルショット
攻撃力の数値だけ見ると遠距離ユニットとしては物足りなく見えるが、実は彼女の攻撃は二連射である。
その上、攻撃速度は同じ連射ユニットであるヴァンパイアハンターよりも速く、弓と同等の速度を誇る。
この二つが合わさった結果、ゲーム内最強クラスの遠距離火力を手にしてしまった。
※ただしこれは敵の防御が0、スキルや職の特性を無視する、と仮定した話であり
敵の防御値によっては一発の威力が大きいアーチャーや
アンデッドを相手にしたヴァンパイアハンターに軍配が上がることも少なくない。
その代償か彼女の射程は未CCで140と非常に短く、その火力を発揮できないことも多い。
しかし、クラスチェンジや覚醒などで成長するたびに射程距離がドンドン伸びていき
最終的には210とヴァンパイアハンターをわずかに上回るものとなる。
スキル再使用時間の短縮
これはアイシャ固有の能力ではなく、後衛戦術家の能力だが(同職の天の軍師レンも同じ能力を持つ)
戦場に配置されると全てのキャラのスキル再使用時間が10%~30%短縮される。
クラスチェンジや覚醒を重ねるたびに10%刻みで増えていき、最終的には30%短縮になる。
ちなみにこれはアイシャ本人のスキルにも適応され、長大なスキル再起動時間を大幅にカバーしている。
天落岩の計
ではそのスキルはどうか、と言うと「10~15秒間、射程と攻撃力が伸び
範囲内の敵を5体まで同時に攻撃できるようになる。」というものである。
この際攻撃方法が鏢投げから岩落としに変化する。
スキル名からして「相手の頭上に岩を落とす計略か何か」のように思えるが
実際の画はアイシャが団扇を振るのに合わせて燃えさかる大岩が相手の頭上に降り注ぐという
演出になる。誰が呼んだか通称「アイシャメテオ」。
ちなみに射程は最高で1.3倍、攻撃力は3倍になる。
これだけ見るとぶっ壊れに見えるかもしれないが、通常攻撃のように2連射でなくなり
攻撃速度も落ちるので、実際に敵1体に与えるダメージの総量は通常時より減少している。
アイシャに限らず複数回攻撃する職業(前述のレンやヴァンパイアハンター等)は
敵の防御力の影響を受けやすく、硬い敵には弱いという弱点があるのだが
アイシャはこのスキルのおかげでアーマーといった高防御の敵にも太刀打ちすることができる。
ただし、強力な分スキル使用から再使用までの時間も非常に長く、そう気軽には使えない。
もっぱら大量の敵ユニットの処理をする際の切り札的感覚で使われているようだ。
覚醒アビリティ
覚醒することで新たに「全員の最大HPアップ【大】」という能力を習得する。こ
れは「編成メンバーにアイシャが居るだけで全員のHPが14%アップする」というもの。
味方の耐久を大幅に底上げする非常に強力な能力、また出撃していなくてもこの効果は発動するので
編成に入れておけば男性ユニット限定ミッションでもその恩恵を受けることができる。
当然アイシャ本人にも効果はあり、その結果彼女は耐久も遠距離ユニトップクラスになってしまった。
まあその場合他の遠距離ユニットのHPも底上げされるので一概にトップとは言えないかもしれない。
スキル覚醒
4月2日に「既存のスキルを新たなスキルへと覚醒させる」スキル覚醒が実装され
彼女のスキル「天落岩の計」は「超天落岩の計」へと覚醒した。
凄そうなスキル名だが、実際は既存の天落岩の計の射程が1.3倍から3倍に伸びるものであった。
3倍、3倍である。これにより射程は630というわけのわからないことに。
エリアの中央付近に配置すればマップのほぼ全域が射程圏内となり一度発動すれば
画面中に隕石が降り注ぐ凄まじい光景が広がる。
実際の性能であるが、元々範囲内に敵が5匹も常駐している状況は少なく
幾発か無駄撃ちになることもあったが流石に射程630ともなるとそのような状況も少なく
無駄なくキッチリ5発ずつ撃ってくれる。
また、従来では届かなかった場所もカバーできるようになったり
敵の弓ユニットなどを敵の射程内に入る前に殲滅したりと利便性も増したと言える。
しかし、その広すぎる射程は裏を返せばデメリットにも成りうる。
広すぎる故に思い通りの敵を狙ってくれなかったり、攻撃してほしくない敵までも攻撃してしまう。
前者は大討伐などで画面上に大量の敵が存在する場合、後者はHPが一定値を下回ると攻撃力が
大幅にパワーアップするマミーや、攻撃すると猛スピードで拠点に迫ってくる落ち武者が挙げられる。
また、スキル初動の時間が2秒から5秒に増加しており、急な差し込みからの点火はしづらくなり
再使用までの時間に至ってはただでさえ長かったのが更に大幅に長くなってしまった。
コストパフォーマンス
運用する上で最も大事なものであるコスト、いくら強くてもコストが大きいと使い勝手は大幅に損なわれる。
逆に言えばそれだけのコストを割く分、一度出せれば強大な戦力をもたらすこととなろう。
そんな中、アイシャのコストはたったの11。クラスチェンジしても13。
遠距離ユニットの中では異質なほどコストが低い。同レアリティの中でも近距離ユニット含めて1番低い。
「レアリティシルバーのアーチャーと1しか違わない」と言えばその低さが伝わるだろうか。
このコストの低さ故に気軽に戦線に出すことができ、その圧倒的戦闘力を遺憾なく発揮できるのだ。
総評
とどのつまり、コスト、職業性、攻撃、防御、サポート性能、スキル、覚醒アビリティの全てが強い。
ついでに好感度ボーナスもHP、攻撃強化とその戦闘能力や耐久と見事にマッチしている。
多種多様なユニットが存在するこのゲームにおいて最強とプレイヤーに讃えられることも少なくない。
その最高峰の性能あってか、プレイヤー間で争いの種になることもしばしば・・・
最後に
いくら強いとは言え彼女一人で何でもできるというわけではない。
攻撃の特性上高防御を誇る敵にはメイジやウィッチに任せざるを得ず
射程も弓や海賊といった長距離ユニットと比べると短く、敵を見逃してしまうこともある。
そういった他ユニをサポートしつつ自分の役目を果たすのが後衛軍師というユニットの本懐であり
アイシャが手に入ったからと言って彼女に何でも任せようとしてはいけない。
が超強力な戦力となってくれることは間違いないので、運良く彼女を手に入れられたのなら
大事に育成してあげよう。
元ネタ
「伏龍」という二つ名から「諸葛亮」だと云われている。
好感度を上げたときのセリフ
0% | ボクの起こす風で、王子を導いてみせる。 |
15% | ボクって軍師っぽくない? |
30% | あいたた……。また転んじゃった……。 |
50% | どうしてこんなにドジしちゃうのかなぁ。 |
60% | 王子と話すのはなんだか楽しい。 |
80% | もっと王子とお話ししたい……。 |
100% | 王子にボクの風が届くように。ボクがいる事を忘れないで。 |