概要
初登場は『ドラゴンクエストⅩ』。宝箱に化けるつもりが何を間違えたかタンスに変身してしまったミミック。油断してタンスを開いた者をアタマからパクッといってしまう。タンスのミミックバージョンと思ったら、オブジェクトに化けたトラップモンスターとしてではなく、一般的なモンスターと同様にダンジョン上を徘徊している。とはいえ、普段はその口を閉じてじっとしており、遠目から見るとモンスターだとは気がつかないかもしれない。尤も、何もない通路のど真ん中に立っていたりして、とてつもなく不自然ではあるが。一方で、こちらはミミック系のセオリー通り、同じエリアに生息する他のモンスターよりも数段強いステータスを誇っていおり、特に攻撃力は他のモンスターよりはるかに高い。通常攻撃以外にも、ふしぎなおどりや痛恨の一撃を使ってくる。特に痛恨の一撃は大抵のプレイヤーがそれを受けると即死してしまう威力である。
たんすミミック系のモンスター
パンドラチェスト
魔力を宿した魔界のたんす。元々「人食いたんす」というあんまりな名前だったが、パンドラボックスに対抗してその名前になった。攻撃力が696ととんでもなく高く、3回攻撃の「たんすマグナム」や痛恨の一撃は即死しかねない。しかも、ザキやしのおどりといった即死系の特技も使ってくるため、確実に殺しにかかってきている。
ロイヤルミミック
「王家の迷宮」に出現するモンスターのお供として希にひっついてくるボーナスモンスター。外見はたんすミミックを白くしたような感じ。あくまでボーナスモンスター的な立ち位置なためか、HPが100程度と低めでほとんどの攻撃一発で倒せてしまう。ただし、150程度のダメージの痛恨の一撃を食らわせてきたり、逃亡したりすることがある。図鑑に掲載されないモンスターのため、詳細は不明。
