解説
ジオン公国軍MSが装備する、使い捨て対MS用ロケットランチャー。
シュツルム(sturm:疾風)+ファウスト(faust:拳)
初登場は機動戦士ガンダム0080「ポケットの中の戦争」。
その中で登場するMS、ケンプファー標準装備のひとつ。ただし、リック・ドムⅡも使用しているシーンがある。
その後も、スターダストメモリーやガンダムUCでジオン軍MSが使用している。
なおシュツルムファウストは、本家パンツァーファウストとは異なり(モビルスーツが)片手で扱うことができるサイズである。
またパンツァーファウストがクルップ式無反動砲(発射方向と反対のガス圧で反動を抑える)であるのに対し、
こちらはロケット(弾体自体が推進力を持つ)ランチャーであり、どちらかというとRPG-7に近い。
ケンプファーは両脚ラッチから直接発射したが、ギラ・ズールが使うものにはグリップが付いており、担いで手持ち武装のように使うこともできる。
連邦軍のモビルスーツで、ゼクシリーズも同様の兵器を使うことがあるが、ジオン軍の呼称を嫌って「クラブ(棍棒)」という呼び方をする。