概要
東方Projectに登場する二ッ岩マミゾウが同シリーズの書籍作品『東方鈴奈庵』に登場した際の姿を指すタグである。同作に登場した際の二つ名は「捕らぬ狸のディスガイザー」。
マミゾウは『東方神霊廟』の一件で幻想郷へとやってきて以後、命蓮寺に住まいながら幻想郷の各地に赴き、様々に活動している。『鈴奈庵』においてもマミゾウの活動が描かれており、特に得意の変化の術を使って人間に化けて人間の里へと出入りしている様子はマミゾウに特徴的な動向である。
本作においてもマミゾウの面倒見の良さが描かれており、とある経緯から発生していた生まれたての付喪神たちを拾って妖怪へと育てようとしたり、『東方心綺楼』以後の秦こころの成長をフォローをしつつそのこころの様子を訝しがる本居小鈴の疑念を払うよう行動したりと人妖問わず他者に様々な影響を与えている。
特に小鈴はマミゾウ(人間変化時)の立ち振る舞いなどの様子に憧れを抱いており、強い信頼を寄せている様子が描かれている。
同作の単行本読み切りでは「 ハートフルおとぎ話 」の絵本も執筆しており、鈴奈庵に持ち込んだ際にはその信頼の度合いについて博麗霊夢と対比される形でも描かれている。
容姿
容姿の詳細は「二ッ岩マミゾウ」記事の「服装のバリエーション」項目における<『東方鈴奈庵』>を参照。
『鈴奈庵』第五話総扉では変化前と変化後の双方の姿が描かれている他、エピソード中でも変化を解くなどの形で人間に化けた際の衣装を着た状態で通常のマミゾウの姿(耳やしっぽなどが見えている状態)にもどるなどの様子がある。
夏場のエピソードでは『心綺楼』で登場した際の姿(通称・心綺楼マミゾウ)でも登場している。さらに『鈴奈庵』では人間様に化けた姿と『心綺楼』に登場した際の衣装の組み合わせで描かれており、加えて変化後は『心綺楼』で登場した際の姿にも特徴的な巨大な尻尾などが隠されている他ロングヘアーになっているなど容姿の雰囲気が非常に異なることもあり、これもまた一つの「鈴奈庵マミゾウ」の姿の一つと言える。
マミゾウにまつわる他の衣装・姿
pixivではマミゾウに関連してシリーズの他の作品で登場した際の姿についても個別のタグが用いられており、先述の「心綺楼マミゾウ」の他『東方茨歌仙』に登場した際の姿である「冬服マミゾウ」などがある。さらに『東方深秘録』に登場した際の姿、特に特定のスペルカード(怪ラストワード)使用中に変化する姿を描いたものとして「深秘録マミゾウ」がある。
それぞれのマミゾウの様子、登場の経緯、活躍などについての詳細は各々の記事を参照。
Pixivでは
pixvにおける「鈴奈庵マミゾウ」では、おもに人間へと変化した姿、あるいはその際の衣装を着た状態の通常のマミゾウの姿を描いた作品に用いられている。
また『鈴奈庵』主人公である小鈴や、マミゾウが幻想郷へとやってくる理由ともなった封獣ぬえなどとも共に描かれている。
関連イラスト
- 変化前の姿 × 変化後の衣装